3日坊主のシグマが通りますよ。



 







「暗い~ 暗い~ 雲も空も、人も心も~♪ 黒。黒。黒~♪」


音程も何にもない唄。
唄と呼べるのだろうか。しいて言うなら…音。


「黒…げほッ がはッ!!」


ごほごほ咳を出してしまう。
こんなにもろかったっけ…。



 とある病院のとある一室。
重い病気ってワケじゃないけど、結構長く入院してる僕。

病院って飽きる。
病院は閉鎖されてて、せまくて、時間が長く感じられて、どこへ行っても白くて、黒く塗りつぶしたくなる。


もうヤダ。面倒。
何もかも飽きた。
辛い。痛い。悲しい。悔しい。寂しい。









「 。  、」



 ぼーっと病院の広い所(とにかく広い。人がいっぱいいる)にいると、いきなり誰かに服をひっぱられた。


振り返ってみてみると、それは女の子だった。


 どうやって染めたのか判らない緑髪。
髪は短い。ギリギリ結べるかどうか。
目は髪と同色。吸い込まれそうな瞳だ。



「? 誰?」


 すると、女の子はポケットから、一枚の紙とペンを取り出し、おもむろに書き始めた。

覗き込むとそこにはこう書いてあった。


『だいじょうぶ』


「???」


 意味が判らない。
とりあえず話しかけてみる。


「君、名前は?」


カキカキ。


『みく』


「喋れないの?」


カキカキ。


『わからないの どうやってしゃべるか わすれちゃった だから ここにいる』


「ふーん…」

『おにいさんは なんていうの?』

「……うーん…本当は0-01だけど…『カイト』かな」



 そういうと、『みく』ちゃんは自分を見て、口を動かす。
声が出ていないので、なんといっているかわからないけど…。


「あ…い…おー…う? あいおーう?  大丈夫っていいたいの?」


にこりともせず、頷く。


『だいじょうぶ かなしくない わたしがいる』



私がいるって言われても…ねぇ。

年下の子にこういわれるとちょっと傷つく。
そんなに頼りないのか?


そう思いながら、「みく」を見ていると、また書き始めた。


『じゃあ わたしいかなきゃ けんさの じかんなの』

「そうなんだ。 じゃ」



たたたっと走っていってしまった。


何だったんだろう?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

えー…題名なんて考えてなかったぉ(^ω^ ) 1

はい。3日坊主のしぐまが通りますぉ?
ぶーーーーーーーーーーーーん。
現実逃避中。


ミクとカイトのお話です。
完結するかなー…。

ミク=14歳
カイ=16歳  ぐらいじゃないかな。


実は鏡音でコレをやろうとしていたんだが、急遽変更。
理由? 鏡音小説が多いから(ドーン(おいおい
兄さんメインのはずだったんだが…。

閲覧数:159

投稿日:2009/11/17 19:38:41

文字数:982文字

カテゴリ:小説

  • コメント1

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  • セネセネ@生き返りそう

    三日坊主のしぐまがとおりますよ⊂ニニニ(^ω^)ニニ⊃ブーン
    こめんとさんくすー。

    w付けすぎるとs…言わないのも優しさだよね←
    ミクかわいいか(・ω・`)?
    モデルがいるなんて口が裂けてもいえないぉ(言ってる


    ほ、褒められた!? 明日は雨が降りまs(ひでぇw
    遅くなるよ(^ω^ )FC2で小説始めちゃったから。

    2009/11/18 18:55:39

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