取り敢えず踊ろうか 終わるまで、ハニイ。
踝に一輪の 花飾り
取り敢えず神様が 眠るまで、どうか。
淑やかなこの匂いに酔い痴れる
土に埋もれた四肢を抱いた
花の冠 結ばれた茎
鮮明だけど失った
その亡骸が冷たいのです
喪服模したドレス纏い
枯れて果てた其れを想う
騙し騙し捧ぐ口付けに
下す罰と残光
この肢を絡めよか 愛でしょう、ハニイ。
手首なら花弁で 彩って
躊躇わずお手を取り 止まるまで、呼んで。
滑らかな白い肌の夢を見る
肺を満たした灰に泣いた
嘘の王様 創られた国
純粋だけど光らない
その亡骸が寂しいのです
消去された屑を拾い
遥か遠い其れを願う
赤を白を乞うた指先に
散った罪と残像
あの人をなぞろうか 好いだろう、ハニイ。
鎖骨にはアネモネを 沈ませて
葬った春の夜 嘯いて、そっと。
細やかな温もりさえ夢に見る
喪服模したドレス纏い
消去された屑を拾い
愛を生を乞うた指先が
なにもかも壊す
この肢を絡めよか 愛でした、ハニイ。
首筋も花弁で 遊ばせて 嗚呼
取り敢えず踊ろうか 終わるまで、ハニイ。
踝に一輪の 花飾り
取り敢えず神様が 眠るまで、どうか。
淑やかなこの匂いに酔い痴れる
いつまでも踊ろうか 終わらない、三拍子。
思い出せる間に 刻むのさ
動かなくなる時は 傍にいて、どうか。
淑やかなこの匂いに酔い痴れる
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ご意見・ご感想
かぴばら
その他
こんにちは、かぴばらです^^
「光合成」もそうでしたが、イラストの世界を壊さないで且つ更に想像を膨らませてくれる言葉の並びがとても素敵ですね。読んでいると、頭の中で絵が動き出します。
個人宛のメッセージを拝見したのですが、こちらの詞はくうまさんが楽曲を作成されているのでしょうか?
2010/11/22 14:08:54