人は何故目指すのでしょう あの空の遥か高みを


それは翼を失ったからでしょうかと
誰かが笑ったあの日の蒼には 人は敵わないでしょう


遠い昔に積まれた塔のように
抗うことを知らず ただひとつ信じていたの


人は何故目指すのでしょう あの空の遥か高みを
その先に何が待ち受けているかなんて 考えもしなかったのに


悲しみはやがて光に 喜びはいずれは闇に
迫る終わりの日にさえも 祝福を見出して


愛の前では罪さえ厭わないと
母の恵みを捨て去り 父の愛さえ忘れていた


人は何故目指すのでしょう あの空の遥か高みを
その先に罰が待ち受けているだなんて 知っていたはずだったのに


落ちた林檎を手にしたその人さえ
大地に愛されていると 真実さえ口には出来ずに


人は何故目指すのでしょう あの空の遥か高みを
その先に何も待ち受けていないなんて 考えもしなかったのに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

バベル 【曲募集中】

遠い昔に書いたものです
メロディも一応あるけどきちんと作曲出来る人じゃないので歌詞だけ投稿します。

閲覧数:71

投稿日:2011/09/03 19:46:45

文字数:387文字

カテゴリ:歌詞

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