天秤


気まぐれな秋の真ん中で
僕は言葉を探してた
「さよなら」の予感を消し去る
あるはずない言葉を

風が吹いた分だけ思わず肩をすくめるけれど
君がいない明日が妙にリアルで胸を焦がすよ

悲しみは募るばかり
愛の重さを確かめるように
その様はまるで裁き
心の天秤を揺らして

時計の針が進むごとに
愛が消えていくというなら
もしも願いが叶うのなら…
そんな空想ばかり

君が見せた優しさ
僕の知らない横顔だった
あの日の涙
なぜか今さらこの心を震わす

二人だけの物語
次のページはもう真っ白で
その様はまるで砂漠
いつになれば辿りつくのか

雪が舞い出す頃に
果たすはずだったあの約束
僕はひとりで もう君なしで
未来を描き出すんだろう

悲しみは募るばかり
愛の重さを追い越したまま
どこか遠くへ羽ばたき
消えてなくなってしまえばいい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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【初音ミク】天秤【ヨーラP】

過去と未来を天秤にかけるうた

閲覧数:113

投稿日:2016/05/08 14:10:44

文字数:371文字

カテゴリ:歌詞

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