つまらないことばっかりだ
僕は煙草を吹かして
狂った夏が来るのを静かに待っていた
あの子は今年も、ここで僕を待ってるかな
昔々、僕はきっと真っ白な少年だった
夏の香りを残した君を少し恨んで
冷たくて綺麗な夜空を見上げながら
あの子を思いだして少し頭が痛くなった
白いワンピースを
揺らして君は笑っていた
真冬の夜に突き抜ける、君の眩しい笑顔
本当はきっともう戻らない、わかっているから
僕はここにさよならするよ
真夏の海で二人きり
泡沫のような君とキスをした
そんな夏が狂おしいほど
記憶に焼き付いて離れない
白いワンピースを
揺らして君は笑っていた
真冬の夜に突き抜ける、君の眩しい笑顔
本当はきっともう戻らない、わかっているから
わかってるから
白いツツジが
散ってしまう、その瞬間
真冬の夜が明けていく、君の声がした
本当は聞こえない、聞こえないって、わかってるのに
聞こえたふりをしてしまうのは僕が弱いから
ああ
わかってるから
ああ
さよならを
最後のさよならをしなくちゃな
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