頭痛が酷かった放課後に
廊下ですれ違った君はいつも通り笑っていた
私だけが過去に置いてけぼり
私だけが過去を愛していた
「一方的な感情は誰も幸せにしないのね」
無理やりのハッピーエンドを笑う
「君が一方的な感情を振り払ってよ」
さよならと手を振って
その度に寂しいの
君の顔ばかりさ 浮かんでしまうんだ
あの日君が言ってた
「好き」にずっと縋ってる
だけどそれも終わりにしよ
頭痛が酷かった午前二時
あの日の嘘つきを思いだしていた
私だけが嫉妬している
忘れることが罪科だと思えた
もっともっと抽象的な記憶にして
きっと悲しく溶けて透けて
追放されてけばいいのにね
泡沫のようにこの思いが消えればいいのに
「×××がいってた言葉は思いだせないままだ」
さよならと手を振って
その度に寂しいの
幸せな人生をどれだけ願っても
あの日君と笑った
嘘をずっと願ってる
だけどそれも終わりにしよ
だけどそれは私の終わり
だけどそれも終わりにしよ
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