青春は透明だ
輝いてたあの頃は
私たちの宝石だ
大切に持っておかなくちゃいけない
大人になっても

いつも何か足りなくて
何かして痛くて
誰かと一緒にしてないと
怖かった

どこがおかしいかわかんなくても
笑いが止まらないなんて
あるわけないと思ってたんだけどなぁ

青春は透明だ
輝いてたあの頃は
私たちの宝石だ
誰にもそれは奪われちゃいけない
青春は透明だ
初めて恋をした日
恥ずかしかったこと
大人になれた気がした
二人乗り自転車でしがみついた両手

背の高い本棚
狭い図書室の隙間に隠れて
ひそひそ内緒話
私たちの恋の話は
手が止まらなくなる
甘いお菓子みたいだった

可愛くなれるように
色付きリップ茶色に髪を染めて
制服まで着崩して
先生に怒られるのも
全然怖くなかった

青春は透明だ
何色にでも輝けた
指切りしたカラフルな
合言葉に
笑い合ってた放課後も
青春は見ていてくれた
私たちが今日まで
子どもだったこと
抱きしめていてくれたね

自由になるための翼がずっとずっとずっと
欲しいと思っていた
だけどシャツの上までボタンを留めて
髪も黒くしてスカートを長くした
あたしはとても寂しくて
今日ここまで繋いでいた手を離すのが
やっぱり

やだよ

青春は透明だ
輝いてたあの頃は
私たちの宝石だ
誰にもそれは奪われちゃいけない
狭いと思ってた
この教室(へや)から
期待も不安も連れて行くけど
少しの想い出は置いてくから
いつかあたし達が
また来た時は
一緒に話そうね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

[作曲募集中]透明ラストレーション

春ということで
卒業式の日のことを書きました。

タイトルの「ラストレーション」という言葉は
最後と、フラストレーションという言葉をかけています。

閲覧数:97

投稿日:2018/03/25 23:41:46

文字数:643文字

カテゴリ:歌詞

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