彼の歌が好きだった 歌詞。


得意げに歌う君のこと、少しだけ。
少しだけ、羨ましかったよ。
捻くれた僕は子供みたいに
君のこと、嫌いだと
バカみたいに言ったよ。

君は、本当のことを
我が物顔で言えるのにさ

僕は今でも、素直になれないままでいる。
笑えないや。


叫んだ君の声が、君の心が、
僕に届いて、涙が出たよ、
なんども泣いて、笑えなくて
なぜなのだろう。

なぜなのだろう。


子供みたいに暴れる僕に、
君はただ、寄り添って
笑顔でいたんだ。
どれくらい時が経ったのだろう。
君の顔今はただ、
かすれているんだ。

君と、笑えたなら、僕はきっと、
いまよりずっと、大人になれて、

素直になれて、生きられるのに


叫んだ。
君の声に、君の言葉に
僕は何度も、救われたのに!
僕は一度も、君のことを
救えなかった。

救えなかった。



僕は、今じゃ、何も、知らずに、
僕は、今じゃ、僕を、知らずに、


叫んだ。
僕は君の、君の声が、
君の心が、君の言葉が
僕は今更大好きだったと
言えるのにな。


僕の声は僕の言葉は、
どこかに消えて、それでいいのさ。
君ははもう側にいないから。
さよならしよう。

さよならしよう。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

君の歌が好きだったんだ 歌詞

歌詞です

閲覧数:2,394

投稿日:2015/05/30 20:03:42

文字数:521文字

カテゴリ:歌詞

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  • はじめhds

    はじめhds

    使わせてもらいました

    素晴らしい楽曲を歌わせていただきました。
    世界観が大好きです。

    2019/02/03 13:22:21

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