・・・ある日の夜・・・
ここにある二人の出会って間もないマスターとミクがいた
マスター「ミクー!明日休日だしどこか遊びに行くかー?」
ミク「え?いいんですか!え!どこに?」
マスター「予定はないなあ・・・どこかに行きたいか?」
ミク「私この前見た大きいショッピングモールがいいです!」
マスター「了解!明日は9時ごろに家に出るからな!!寝坊するなよー?」
ミク「しませんよ!!!わーい!!!」
二人は明日の予定を立て
マスターは部屋に戻った
ミク「・・・明日はマスターとお出かけ楽しみ♪」
ミクは明日のことが楽しみの様子だ
ギイッ
ベットの上に寝転がったミクは枕をぎゅーとしながら色々考える
ミク「ああ~マスターとお出かけお出かけ・・・ん?(これってデート?!)」
とそんなことを考えると急に胸の鼓動が早くなる
ドクンドクンッ
ミク「だめだめだめ落ち着いて私!ここは深呼吸!」
ミク「すうーはあ・・・」
ミク「あ!(明日の着る服考えないと!え~とどんなのが好きなのかな?)」
ミク「ん~・・・(フリフリすぎるのもなんかあれだし何がいいんだろう?)」
ミク「まあ明日の朝考えればいいかな?寝よー♪」
ミクは明日のことを楽しみにしながら寝た・・・
・・・次の日・・・
マスター「・・・遅いな?あいつ大丈夫か?」
家の外で待つマスターは腕時計を見た針は8時30を指している
マスター「まさか寝坊?いやでも一緒に起きて朝ごはん食べたしなあ・・・」
マスター「おーいミクー?まだなのかー?」
ミク「はーいもう少しで行きまーす!」
二階の窓からミクの声が聞こえる
・・・そのころミクの部屋では・・・
マスター「早く来いよー!」
マスターのそんな声が聞こえる
ミク「・・・(やばいやばいやばい服が決まらないえ?え?まじでやばい!)
ミクは朝ごはんを食べた後1時間も服とにらめっこを続けていた・・・
ミク「え?マスターの好み何?どれがいいの?」
ミク「ん~これは暗いイメージだしこれはなんかだめ・・・」
チッチッチ
時計の針の音がいつもよりうるさく聞こえる
ミク「くううううしまった・・・(こんなんだったら昨日決めとくべきだった・・・)」
ミク「・・・ああ!もうこれで行くか!普通でいいんだよ普通で!マスターなら喜んでくれるよね?」
ミクはスッと服を取り出して急いで階段を下りる
そして玄関の扉を開けた
ガチャ
ミク「お待たせしましたー!マスター行きましょう♪」
マスター「お~いい感じじゃないか服~可愛いぞ~」
ミク「えへへ・・・そうでしょうか?」
マスター「うんうん!」
ミクの服装は白をメインとしたデザイン、中心に模様などはなく、袖や他のところにもオレンジ色が混ざっていて
シンプルな上着とTシャツの組み合わせ
下は赤いチェックのスカートをはいている
ミク「・・・(よかったあ・・・なにもおかしいことはないみたい!)」
ミクはマスターに「可愛いぞ!」と言われて嬉しいのかご機嫌だ
マスター「お~いミク?行くぞ~!」
ミク「は~い!待ってくださ~い!」
2人はそのまま並んで歩きショッピングモールへと向かった
・・・数分後・・・
ミク「うわあ・・・やっぱりいつ見てもここは大きいですね!」
マスター「そうだなあ~!」
2人が来たのはいつも行っているショッピングモール
食品、家具、服などがそろっていてここなら何でもそろう感じだ
カフェなどのフードコート
階層は1階、2階、屋上とかなり充実しており
イベントも時々開催される
ミク「いきましょー!マスター!」
マスター「ははは、先に行きすぎるなよー!」
二人はそのまま店内を見て回る
今日は休日もあってかすごい量の人で賑わっていた
少しして2階の少し大きな広場に出た二人は
ある所で足を止めた
ミク「ねえねえ、マスターあそこで何をしているんですか?」
マスター「ん~どれどれ?あ・・・くじ引きかあれ?」
ミク「ということは当たりがあるんですね!!!」
ミクはまだくじ引きというのをしたことがないらしく
目を輝かせている
マスター「運が良ければなあ・・・」
ミク「せっかくだしやってみましょうよ!!!」
マスター「ん~そうだな!やってみるか!」
二人はそのまま係員のもとへ向かう
くじ引きの景品は色々なものがある
一等はパラオ旅行だ
おっさん「へいらっしゃい!なんだ?あんたらカップルかい?」
急にそんなことをおっさんは言い出す
ミク「かかかか・・・」
マスター「あはは、違いますよーパートナーなだけです」
ミク「え・・・」
マスター「なあミク?ミク?」
マスターから見てミクの様子が少しおかしい
ミク「そうですよーマスターと私は「パートナー」ですよーだ!」
とミクはべーと舌を出す
おっさん「・・・あんちゃんあんたは・・・まあいい!ほら引いてみろお嬢ちゃん!」
おっさんはくじ引きを取り出す
すぐにミクはくじ引きの箱の中に手を入れて
選び始めた
ミク「ん~これ!」
おっさん「あああ・・・残念だなあ!これはハズレだ!」
マスター「ああミク残念だったな~」
ミク「はい・・・」
二人は少し落ち込む
おっさん「え~とはずれの景品はこいつだ!」
おっさんの手から出てきたのは一本の野菜
ミク「!!!!!!」
マスター「なんだネギか・・・ミク?」
ミクはかなり驚いて固まっている
そして動いたかと思うと目を輝かせてこう言った
ミク「マスター!!!!ネギネギネギです!!!」
マスター「あ~そうだなネギだなあ・・・てあそうかミクはネギ好きだったもんな!」
ミク「わああああい!やった!やった!」
そう言って後ろでミクはネギをもってぴょんぴょんしている
マスター「なんかすみませんねー騒がしくて!」
おっさん「いいんだ!お嬢ちゃんがうれしそうでなによりだ!それはそうとあんちゃんもっと女心をわかってやんな!」
マスター「え?どういうことですか?」
おっさん「まあいいんだそのうちわかるさ!」
マスター「はあ・・・?」
マスターは言われた意味も分からずその場を離れた
・・・30分後・・・
辺りは夕日に包まれて赤く染まっている
あれからマスターとミクは食品売り場で買い物を済まし
帰る途中だ
ミク「ねえねえマスター!今日の夕飯はなんですか?」
ミクが今日のはずれ景品のネギを持ちながら言う
マスター「そうだなあー今日当たったネギでも使って野菜料理でも作るか?」
ミク「早速そのネギ使うんですか!うわあ・・・・楽しみです♪」
マスター「ははは、ほんとネギ好きだなあ~」
ミク「だっておいしいですもん!さあさあ!早く帰りましょマスター!」
マスター「だから先に行きすぎるなよー!」
と夕日に包まれている中二人の笑い声が響いていた
END
あとがき
ここまで読んでいただいてありがとうございます!
今回はミクとマスターがショッピングモールに
お出かけする物語です~
ミクちゃん残念賞のネギで喜んでいいですね~!
かわいいです!
今回はある絵師さんの絵を参考に物語を作っています!
その絵師さんがこれまででよかった思い出が
「くじ引きで当たりを引いたこと!」だったので
それを絵にしていただき私が文を書いた感じですね~
今回のタイトルは「一つの思い出」
ミクちゃんとマスターは出会って間もないです
ミクちゃんは明るくマスターは鈍感ですね~(マスターしっかりー!)
だからこうやって一つ一つの思い出を作っていくんですね
絶対後で思い返したときに「あ~あの思い出よかった!」
と思えるようにね!
そしてこれからも思い出作りは
続くから「一つの」ということですね~!
皆さんも思い出作りはしっかりと楽しんで深く・・・
作っていってくださいね!!!以上で終わります!
ありがとうございました!
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