ほんとはね 守らなきゃいけなかった
だけど 守ること…できなかった
今… 何処に居るのかな?
傍に居て 見てるのかな?
忘れちゃいけない 君を…
私はね 貴方を忘れずに居る
けれど 死ぬこと…認められない
いつも 身近にあって、ないもの
傍に居て 鳴いているかな?
わすれちゃいけない 君を…
BLACK CAT いつも何処かで
鳴いている
心の片隅で 記憶の闇の中で
鳴いている
数年経っても 貴方を忘れずに居る
どこか ひょっこりと…現れてくれるのを
今…悔いている自分がいる
ツメタイ体で 消えた貴方を見なかった私を
だから待つのよ 死と君を…
今もね 何も認めることが出来ない
私を 怒って…いるのかな
まだ 鳴いて…いるのかな
あの夜 泣き叫び狂った者の名を
口にすることが まだ出来ない
イマシメ ツミビト クルイビト
私を許してくれるだろうか
あの時 鳴き続けていた貴方を
助ける事が出来なかった私を…
貴方は もう鳴けない
なのに 私は泣いている
夜になるたびに
この季節が近付くたびに
BLACK CAT いつも何処かで
鳴いている
心の片隅で 記憶の闇の中で
鳴いている
サツジン
人はこれを そう呼ぶのかもしれない
罪人は彷徨う
けれど 罪は許されない
許されたことなどない
この想いと思いで 私は死を待ちながら
生きていく
貴方を待ちながら
この世の全てを認めずに…
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