#16-3「みんなの思惑」



温泉旅行の相手を探すために、ルカが次に訪れたのはミクの部屋だった


「ミクちゃん、入るわね」

「あ、ルカさん?どうしたの?」


ドアを開けて、中に入ると、そこにはミクの他にネルもいた


「あ、ネルちゃんもいたのね」

「あ、うん。」


ルカは、ミクとネルの近くに行って座ると、福引で温泉旅行を当てて、相手を探していることを告げた


「うーん、ボクは遠慮しておくよ」

(だって、ボクがいない間にレンとリンが今以上に仲良くなったら困るじゃないか!)


ネルが心の中でそう思っているとは知らずに、ルカは忙しいんだろうなと勝手に思っていた


「ミクちゃんはどう?」

「うーん…いきたいけど…私なんかといって、ルカさん楽しい?」


ミクが少しモジモジしながらいったので、ルカは、なぜかすごくきゅんとした


「ええ、もちろんよ!行きましょう、ミクちゃん!」

「うん!」


ミクが喜ぶ姿を見て、ルカもうれしくなった


「じゃぁ、さっそく今週末にでもどう?」

「わかった、ルカさん。楽しみにしてるね」


ルカも旅行する相手がみつかって、ひとまずほっとしたのだった






その様子を、ミクの部屋の前をたまたま通りかかったがくぽがきいていた


「ル…ルカ殿と温泉旅行だと!!なんて…なんて…」

「うらやましいんだぁぁですか?寒い先輩?」

「え?あ、いや…その…なんだ…別に拙者は……ってグミ!!」


そして、これまたタイミング良く出てきたグミ


「そうですよね!私もミク様と温泉行きたいです!ルカさんがうらやましいです!」


グミは「ミク【と】一緒に行くルカがうらやましい」と思っていた
そして、がくぽは「ミク【が】うらやましい」と思っていた

その違いを、またまた勘違いしているグミ


「私たちもこっそりついていきましょうか!」

「は?」

「もちろん、費用は全て、寒い先輩持ちで!!」

「はぁぁ??」


グミは不敵に笑った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

みんなでボーカロイド観察(仮)#16-3

うん、ミク、行きたかったんだねwww

ということで、一緒にいくのはミクに!?


そして、何やらたくらむグミ
そして、それに巻き込まれる?がくぽww

閲覧数:276

投稿日:2012/01/10 21:42:31

文字数:853文字

カテゴリ:小説

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  • Turndog~ターンドッグ~

    Turndog~ターンドッグ~

    ご意見・ご感想

    もうミクが純粋で可愛いったら可愛いったら(ry

    がくぽ、未だ災難ストリームの暴風域圏内!!

    2012/01/10 23:57:04

    • しるる

      しるる

      ミクが可愛いよねww
      リンやレンと一緒にいるときはお姉さんだけど
      メイコやルカがいると、妹みたくなって幼くなる傾向がある、うちのミクちゃんww


      災難ストリームは、現在も勢力を拡大しつつ、進行中!
      暴風域圏内!!wwww
      これはほんと、いつか、どこかで使いたいフレーズwww

      2012/01/11 00:08:35

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