純白のドレスで僕を見つめる君の姿も
いつか記憶から消えてしまうのだろうか
そんなことが不意に思い浮かんで
見上げた雲はいつも滲んでいた
空の向こうに居るかもしれない君に
『男の癖に泣き虫ね』って言われた気がして
『 勝手に置いていった癖に 』って睨んだ後で呟く
「なんて言葉しか出てこなくて……。」
「……ごめん。」
精一杯の『ありがとう』を君に贈ろう
不器用で君に似合わない僕だったけれど
君に出会えたことで世界が変わったんだ
僕を選んでくれて本当に『ありがとう』
僕らに可愛い宝物が産まれて
次第に笑い声が溢れて響いてく
時にぶつかってすれ違っても
きっと解り合ってその背中を見送る
そしてまた二人きりになって
ずっと寄り添い微笑み合う
『君に出会えて良かった』って……
お母さんの君も
お祖母ちゃんの君も
僕はまだ見られていないんだよ
彼女だった君も
奥さんだった君も
僕の人生の長さに比べれば
ほんの少しの時間でしか無いんだよ
『さようなら』じゃなくて『またいつか』って告げるよ
僕にくれた永遠の愛を忘れたくないから
精一杯の『ありがとう』を君に贈ろう
不器用で君に似合わない僕だったけれど
君に出会えたことで世界が変わったんだ
僕を選んでくれて本当に『ありがとう』
巡り会える日まで『またいつか』
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想