A1
僕が産まれて こう思うのは
何十回 何百回目 だろう
声にするのは 恥ずかしいから
僕は此処で 全ての思い 書くよ
B1
冬の夕方に 僕は泣いた
皆から 祝福された日
想いが詰まった この名前は
一生 大事にするから
S1
ねえ 今更こんな事 伝えてもさ
どんな風に 思うのだろう
けど 今更だから 言いたいんだ
ありきたりな この言葉でさ
A2
小さい頃に 高熱が出て
不安な時も 看てくれたね ずっと
熱は下がって 元気になった
あの日のこと 覚えてるから ずっと
B2
反抗期になり 僕はいつも
消えたくて 八つ当たりした日
比べられるのが 嫌になって
死にたくて 手に傷をつけた
S2
ねえ 何時も以上に嗚呼 怒られてさ
泣いたあの日 覚えてるんだ
けど 今更だからこそ 言いたいんだ
御免なさい あの日のことも
C1
今も ずっと 迷惑ばかり掛けて
でも 本当は 大好きです だから
此処で 言うよ 僕を育ててくれて
嗚呼 ありがとう ありがとう 何時も
大S
ねえ いつも心配掛け 心配して
「ありがとう」が 言えなくてもさ
ねえ もっと成長して 立派になる
何時になるか 分からないけど
僕 これまでの思い 伝えるから
だからずっと 待って下さい
嗚呼 今年も冬が来る 寒い冬が
あの日泣いた 僕がいる
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