A
宵の口に朱き陽を見て
遙か古(いにしえ)に想い馳せる
砂の一粒が積もる末に
つのる頂(いただき)を仰ぐ調べ
B
せせらぐ流れは留まらず
やがて龍 昇る滝と成る
S
変若(をつ)とふ水へと身を禊(みそ)ぎ
此処に踊れや 鬼影剣舞(おにかげけんぶ)
赫(かが)よえる月が照らし出す
其の貌(かんばせ)は げに麗しき弓
A
深き夜の闇の波間に
黒き眠れ得ぬ蝶が泳ぐ
蜜に誘われて翅を休め
沈む時のなか溶けて消えた
B
綾(あや)なす宿命(さだめ)は解(ほど)けずに
やがて空 翔ける星と成る
S
変若とふ水へと身を禊ぎ
此処に踊れや 鬼影剣舞
赫よえる月が照らし出す
其の貌は げに麗しき弓
S
過(あやま)たず射るは正鵠(せいこく)ぞ
魔を破れ、風切る弦(つる)の音よ
朱鷺の薄紅に草薙(くさなぎ)よ
清き一太刀して禍事(まがごと)祓え
SR
変若とふ水へと身を禊ぎ
此処に踊れや 鬼影剣舞
赫よえる月が照らし出す
其の貌は げに麗しき弓
SL
ゆらりゆらり揺れる灯よ
天高く陽炎添え給え
はらりはらり舞い落つるは
椛(もみじ)か涙か星屑か
鬼影剣舞
サブタイトルは-をつとふ水、かがよふ月-でした。
をつとう=若返る
草薙=日本国の公式な神剣、朱鷺の羽で装飾されていたと言われているが既に消失または海に沈んでいると伝えられる。
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花は花として 生きるわけでなく
さらば散りぎわも 清く凛とせん
肌に映えた紅(べに) 瞳濡れ羽色(ぬればいろ)
数度見瞑(すうどみつむ)れば 嗚呼…
時はゆるゆらと流れよう
B
零れゆく吐息
柔(やわ)く受け止めて
みだれた髪に触れて 触れて…...風偲花伝
隅師医 唖漣piaproptBh4V
A
昏く寒い砂の中 君は何想う
せめて羽根が在ったなら
月夜の光に飛べようか
B
傷つけるだけの牙
忌み嫌われ
隠し続けた姿
終わらぬ生き地獄
S...Myrmeleontidae
隅師医 唖漣piaproptBh4V
吹く風すら凍てつく 白銀(はくぎん)に煌(きら)めく大地
空に蒼き月
この身を守るものは 只(ただ)、己(おの)が牙と爪のみ
他に何もない
同胞(はらから)たちよ
我(われ)の声を聴け
怯えるだけでは何も始まらない
いかなる時も
傷つくこと恐れないで 大地を駆け抜けろ
行く手さえぎる全てのものに...遠吠え【作曲:じゅん様】
kai
鷺よどこまでも飛んでいけ
おまえは自由なのだから
高い建物をよけながら
鉄塔をいくつもくぐって
ダムの谷を渡り
みなかみを越え
景色のあるほうへ
たまには田舎の沼なんかで羽を休めてさ
ちょっとしたら飛んでいけよ
おまえは自由なのだから...鷺へ
漆烏
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