†お母様!?†

「お母様!!」

お母様の部屋に入ったとき、お母様は床に倒れていた。

「お母様!!お母様!!」

身体を揺さぶっても、お母様はピクリとも動かなかった…
お母様の身体がどんどん冷たくなっていくのが分かった。

助けを呼ばなきゃ…!

僕は立ち上がり助けを呼びに行こうしたとき、何かが僕の足首を掴んだ。

「レン…待って…」

僕の足首を掴んだのは……お母様だった…

「お母様…早く助けを呼ばないと…お母様が!」

「お母様!死んじゃ嫌だぁ!」

リンが僕の隣で泣いてる…
僕だって涙が止まらない…
でもお母様はそんな僕らを見て微笑んで、

「ほんの少しのお別れよ…また会えるから…2人に約束してほしいことがあるの…」

約束…?
お母様は僕と泣きじゃくるリンの手をとって言った…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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悪ノ召使4

閲覧数:369

投稿日:2010/07/22 19:48:27

文字数:349文字

カテゴリ:小説

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