昔々のそのまた昔　緑の髪のけなげな歌姫
愛する王子のためならと　海の彼方へ消えてゆく

彼女は美しい歌姫の「ミク」　半分は人間半分は魚
人々は歌姫の存在を　Queen of MUSICと呼ぶ
歌姫が歌えば世界が歌う　歌姫が笑えば世界が笑う
人々は歌姫をほめたたえ　ただただ歌を聴いていた

今日がまた始まる　その前にどうか
「私の歌を聴いてください」

そう　この歌声で　私は愛を広げよう
私はみんなと違うけれど　きっと想いは伝わる
さあ　その歌声で　共に光をみよう
気持ちが一つになれば　ね？　怖いものはもうない

ある日歌姫の前に現れた　青い瞳の綺麗な王子
歌姫は王子の存在を　運命の人だと言う
王子は海の向こうの「カイト」と　仲の良い魔女に聞いた歌姫
歌姫は王子と恋におち　祝福の鐘につつまれた

心がまた弾む　その後にどうか
「私の歌を聴いてください」

そう　この歌声で　私は愛を捧げよう
私はあなたと違うけれど　きっと想いは伝わる
さあ　その声で　共に未来をみよう
気持ちが一つになれば　ね？　怖いものはもうない

二人は幸せになれたはず　王子は不幸の病
魔女にきいた王子を治す方法・・・

「あなたのためなら、この命を捨てましょう」

そう　この歌声が　なくなるとしても、それでも
私があなたにできること　海に身を投げること
さあ　その歌声で　世界の全てをつつみこんで
あなたがわたしにしてくれたように・・・

昔々のそのまた昔　緑の髪のけなげな歌姫
愛する王子のためならと　歌姫は笑顔で消えてしまって、