灰色の街凍えた空気
どうしようもなく続いてる今
興味を無くした人間の群れ
噂を恐れて街を這う
「今の私は、まるで空気ね」
「この空とおんなじ灰色ね」
僕の、隣に膝を抱えて喜ぶように悲しむように


独り言、ぽつり、吐き出す少女
僕はそれをただ聞き流し
「そうだね」なんて虚ろに呟いた


ねぇ今、僕は何をして?何を聞いて?
君の隣に立ち尽くすしかできなくて
息も止まりそうなくらい、後悔して
何事も無かったかのように簡単に柵を超えた



腐敗した空冷たいコンクリ
どうしようもなく漂った今
昨日と変わらぬ人間の群れ
誰の背中を追いかけてるの?
「今の僕はまるで雑音だね」
「誰も気に留めちゃいないんだ」
僕は、落ちながら上を見上げ繋がるように断ち切るように


独り言、ぽつり、吐き出した少女
僕はそれをただ思いだし
「そうだよ」なんて言って目をつぶる


ねぇ今、君は何をして?何を聞いて?
もう君の隣には誰もいないけれど
まだ独りであの場所にいるの?
それならきっともう僕に会うことなんてないだろう



君と僕は似ていました。
とてもとても似ていました。
だから僕は君のことを、
「助けたい」なんて思ってしまいました。



ねぇ今、君はどうして?どうして?
僕の目の前で笑っているの?
「ありがとう」「私も行くから」
二人なら平気ね、と君は耳元で呟いた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

ノイズ

灰色の街は
少年と少女には冷たすぎた。

……中二でごめんなさい…

閲覧数:106

投稿日:2012/06/29 17:33:47

文字数:591文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました