【A】
目覚めたのは 静寂の荒野
朽ちたガレキ 死んでしまった地球
冷たい風だけが 服をはためかせ
私は 今日もひとり佇んでる

君の言葉は 清純無垢で
いつも私の心を満たした
優しい瞳は 真実だけを
はかない恋を教えてくれた

【B】
やがて季節は戻り 鳥達 さえずる
春 夏 秋 冬 巡って
どんなに月日が経ってしまっても
変わらず ここで待ってるから

【C】
アア ヨミガエル キオク...

【サビ】
「ずっと、そこで待ってて」
柔らかな声が 胸から離れない
泣きたくて 恋しくて
”ねえ、どうして迎えに来てくれないの?”
そんな言葉を 飲み込んだ
君は今どこで 何してるんだろう?



【A2】
淡い絶望 そんなある日
私の目に映った 一輪の光
これは君が いちばん好きな花
期待 可能性 賭けてみる

沢山種まき たっぷり水撒く
色とりどり とても綺麗
君が 迎えに来た時
きっと笑顔で喜んでくれるよう

【C】
アア ヨミガエル キオク...

【サビ】
「ずっと、そこで待ってて」
柔らかな声が 胸から離れない
泣きたくて 恋しくて
”ねえ、どうして迎えに来てくれないの?”
そんな言葉を 飲み込んで
君の好きなアネモネ 咲かせる


【D】
どんなに アネモネ咲かせても
きっと 君は戻ってこない
どんなに アネモネ咲かせても
ひとりぼっちは 変わらない
分かってた 分かってた
でも 神様 お願い
どうすればもう一度 君に逢えますか?

【C】
アア キリヒラク ミライ...

【B2】
やがて季節は戻り 鳥達 さえずる
春 夏 秋 冬 巡って
どんなに月日が経ってしまっても
私は 君を探し出す

【大サビ】
「ずっと、そこで待ってて」
柔らかな声が 胸から離れない
泣きたくて 恋しくて
”ねえ、どうして迎えに来てくれないの?”
そんな言葉は もういらない
君の好きなアネモネ 咲かせいく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アネモネ

コラボ投稿用に作成した詩です。
イメージボカロは鏡音リンです。

コンセプトとしては

”人類滅亡後の近未来の地球
マスターからの言葉を胸に 一人同じ場所で待ち続けるリン
ある日、緑が戻り始めた土から育った、一輪のアネモネ
それはマスターが、この世で一番愛した花だった
いつか彼が戻ってきたときに、喜んでくれるようにアネモネを植え続ける
ところが、やはり彼は戻ってこない

悲しい、恋しい、逢いたい

そんな気持ちの先に辿り着いた希望は、ただ待っているのではなく
自分の足でマスターを探し出すことだった。

リンは決意する。
アネモネの種ひとつを共にして、ゆっくり歩き出した。
きっと、彼女が植えたアネモネがこの地球を満たしていくのだろう
そして地球は「花満ちる星」として、彼女と共に生き続ける”

という一筋の光が見えるか、見えないかでハッピーエンド?みたいな感じの詞です。

閲覧数:197

投稿日:2009/05/29 12:45:35

文字数:810文字

カテゴリ:歌詞

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