紅い閃光(ルビー)の稲妻は　命を燃やして
今も駆けて　空を舞う
白雪の華は　溶けて散り
初春(ういはる)来るよと鳥は唄う
心　思い出してみて　初恋
あの娘(こ)は　笑っているよ
僕はあの日に　帰りたく
明日に向け　踏み歩く

紅い閃光(ルビー)の稲妻は　運命(さだめ)を怒りて
未だうねり　空を裂く
桜は散々(ちりぢり)　吹雪舞い
初夏は来るよと鳥は叫ぶ
昨日　思い返してよ　告白
あの娘は　嬉し泣きする
僕はあの日に　帰りたく
明日に向け　手を伸ばす

紅い閃光(ルビー)の稲妻は　心を嘆いて
今も涙　空で泣く
緑葉(りょくば)枯れては　空(くう)を切る
初秋(はつあき)来いよと鳥は見上げ
現実(いま)を　見つめてみるのも　真実
あの娘は　僕の隣で
僕は今日を　守りたく
明日に向け　突き進む

紅い閃光(ルビー)の稲妻は　勇気を喜び
今は夢を　空を見る
今年静かに　降り積もる
初冬来たよと鳥は笑う
過去も、現実、未来も　全ては
あの娘の　いつもの微笑み
僕は平和を　祈りたく
明日に向け　前進だ

僕は紅い閃光をまとい　稲妻の如く
今日も走り出す