(A)
甘美な果実を頬張れば
優越感に浸れると

白き凄艶なその肌に
紅く激しい痕を残す

(A*)
夢か現かを問うよりも
溺れてみたい桃源郷

狂い咲いたその華を
それは愛おしく摘むのです

(B)
―乱れ舞う蝶の鱗粉に酔わされてしまいそう―


(サビ)
今宵、夢見る薔薇は寂しく
花弁(ハナビラ)散らし微笑むの

偽りの愛に感じた
今はまだ醒めないで夢


いつか奈落に堕ちるのならば
いっそ貴方の手を引いて

朽ち果てるまで共に、と
叶う筈ない戯れ事ね


(A)
媚薬を一匙忍ばせて
官能的な接吻(クチヅケ)を

一夜限りでも構わない
激しく求めて欲しいだけ

(A*)
愚かであると知りながら
不実な愛を願い乞う

手加減知らぬお子様の
遊戯(アソビ)と嘲笑う(アザケワラウ)のか

(B)
―棘に塗られた毒を舐めていっそ終わりにしましょ―

(サビ)
今宵、恋する薔薇は悲しく
枯れたその身を焦がすのでしょう

塵の一つも残さず
消えてなくなれ恋心


どうか忘れないでと願った
苦し紛れの我が儘に

優しい笑みで頷く
本当、貴方は嘘吐きだね


(サビ)
今宵、汚れし薔薇美しく
最期を迎え微笑むの

叶わぬ恋を望んだ
なんて哀れな結末でしょ


吐息感じる程近づいた
今はまだ冷めないで熱

「愛している」と囁く
本当、貴方は嘘吐きだね

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

哀恋華

コラボに投稿したもの。

よくわからんが
とりあえず 悲恋モノである。
旦那×使用人で

旦那様は奥さんも子どももいると思われる^^^

閲覧数:141

投稿日:2012/10/29 01:19:35

文字数:627文字

カテゴリ:歌詞

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