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オンガク
ふとたまに 妖怪になりたいって思う時がある 実存と本質ってのは誰の言葉だったか? ヒトは目的も与えられずただこの世界に放り出される 妖怪であったなら 恨むもの奪うもの畏れさせるもの こういうものだって定められている妖怪であったなら 或いは迷いもなかろうに 毒でもクスリでもない 誰かのために涙も流せない こんな僕が忘れ去られて消えていくだけなら 毒でいい悪でいい化生でもいい 染みになって色を 爪で以て存在を 畏を君の心に いや、この世界に刻んでやろうじゃないか 僕をきっと許してくれるなよ
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水虎
詩?かな?初投稿です
閲覧数:50
投稿日:2017/11/17 22:17:44
文字数:249文字
カテゴリ:小説
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