――僕はどれだけの罪を犯したか。
何人の人を…死に至らせたか。


「聖夜くん、どうしたの?」

「ううん、何でもないよ。」

ダメだ。彼女を…ミクを誰にも渡したくない。

「ミクは…僕の過去のこと…その…」

「知ってる。でも私は聖夜のこと、軽蔑しないよ。だって聖夜は聖夜だもん。」

「ミク…ごめん。やっぱり僕…」

「泣かないで、私はきっと聖夜にこうされたいと望んだの。悔やまないで、すぐに会えるから…っ」

「ミク…僕は狂ってるのかな…?」

「大丈夫。狂ってなんかないと思うよ。少しだけ…アンリアルなんだよ。ただそれだけ。」


―ミクは僕の手によって息を引き取った。

「…っミクっ…」

僕は何度同じ過ちを犯すのだろう。





―それから僕は逮捕された。当たり前だ、あんなことをしたのだから。

僕は死刑が決まった。

冷たい鉄格子の部屋で僕は生きている。

「…ミク…この手は血でふやけて元には戻らないけど、悔やまない。すぐに会えるから…」

―あれ…?ミクはあの時、何て言ったんだっけ――?

「迷いも、後悔もないよ。少し…怖いけど…」

思い出せ…ミクは何て…
思い出せないことの方が…怖い。


―そうやっている内に死刑の時間になった。

僕は台の上に立った。
あ…思い出した…ミク…

死刑台の鐘がなる。

今、会いに行くよ…ミク。







fin.

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【自己解釈】GALLOWS BELL

GALLOWS BELL!!

buzzGさん大好きなので書かせて頂きました!!

GALLOWS BELLを訳すと死刑台の鐘らしいです。あってるかな?

駄作でサーセンした(ry

閲覧数:258

投稿日:2011/04/05 19:44:10

文字数:592文字

カテゴリ:小説

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  • 檸檬飴

    檸檬飴

    ご意見・ご感想

    読ませていただきました!

    この歌好きなんで嬉しいです(*^^*)

    感動しました(;_;)

    次の作品も楽しみです(*^-')b

    2011/04/05 20:39:29

  • 魔熊

    魔熊

    ご意見・ご感想

    読ませてもらったよ。
    「死刑台の鐘」って意味初めて知ったよ(^_^)
    少し悲しい話で感動した(T-T)
    次回作も期待しているねq(^-^q)

    2011/04/05 20:00:08

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