言えないくせに言い足りない言葉に、
今も堪えている。
募る恋情が、その理由なんかが分かれば、
なんて吐く
空が伸びていく、指先でなぞる
落ちて、消えていくだけの夕
風が冷める頃にやっと見えてくる
雲の裏側で光っている
「月明かりを飲んで、
夏の宵で君と。
あの夜空を全部奪い取って、
目に映せ君を。
なぁ、なぁ。」
あれから夏は何回過ぎただろう、
今も残っている。
言えないままの言葉も恋情も、喉元に
空に伸びていく、いつもと変わらない
落ちて、消えていくだけの夕
慣れた景色から途端に色が着く、
目の前でボボンと君が咲いた。
「宵の月を取って、
その上で踊ろう。
笑う姿をずっと忘れぬように、
目に焼かせ」君を
そうだ、君は月のようだ。
やっと、言葉にできた気がした。
僕の、心を照らせるのは
君だけしかいないんだ。
君をまた見たいんだ。
月明かりを飲んだ
また明日をいつも知りたい僕は、
「月明かりを飲んで、
夏の宵で君の手を引き踊るんだ。
あの日のように
焼き尽くせ、恋情、
まだ、まだ。」
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