果ての
揺らぐ光は
いつか巡る
出逢いと再会
描く軌道の先に

かすみ見える
その日を
待ち合わせに
僕は
立ち向かう
共に生きる
意味へと


君が好きだよ
離れたくないよ
僕は
出来た人間ではないよ
傍に居て

暫しの別れの後(あと)
前を向く
僕なりに頑張るけれど
何見ても
君を想うんだよ


空が移り
星が満ち
海が吹かれ
潮が満ち
常世をゆく
それでも
一人旅
時が満ちるまで

人生が
煌めく時
僕の日々に
君が居なくても
少し変わった
お互いを見れば
十分だ


願うことは
叶わずに
いつだって
痛いほどの
恋しさが
代償だ
生きるなど


長い
旅路のことを
語り合おう
いつかを約束に
歩んできた道を

寂しがり屋の僕が
君の居ない街で
何を生きるかを
探したことを


僕の幸せ
君が願う
その意味を何度
取り零しただろう
今度こそ

七月七日よりも
不確かな
無数の線上に巡る
いのちの行方


空が移り
星が満ち
海が吹かれ
潮が満ち
常世をゆく
それでも
一人旅
時が満ちるまで

人生が
煌めく時
僕の日々に
君が居なくても
少し変わった
互いを見る
それで
十分だ


空の下
生きることを
本当の意味で
受け入れたなら
錆びた時が
流れだす


出逢いと別れに
幾度も触れる
一度きりの
軌道上の
交差だとしても
君しかいらないと
思う僕が
世界に触れた訳(わけ)

歩むことで
世界は変わりゆく
その移ろいの中
磨かれた僕で会うよ
強く生きることを
涙より
誇れる笑顔を


僕等が
約束できるのは
きっと
手を離さないことではなくて
また
会える日の
道標(みちしるべ)に
己(おの)が
日々をゆくこと
それで十分

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

よい旅を

 すん様の募集曲への応募として書かせていただきました。
 テーマは「遠くで生きる人」です。

閲覧数:282

投稿日:2018/07/09 12:55:39

文字数:727文字

カテゴリ:歌詞

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