立ち止まって振り返って
うつむいてうずくまって
消えそうな足跡を見つめながら
何も考えることが出来ない
手を引かれて引きずられて
いつか手首の先だけ離れて
気付かれなければ良いとさえ
どうせ動かない役に立たない
振り返ったままの背中には
真っ白な始まりが広がって
笑顔の人がおいでおいでしてる
冷たいアクリルの壁が欲しい
大切なことは一度だけ
聞き逃したらおしまいで
最初の合図も一度だけ
動けなければさよならで
かたまってこわばって
いつも感情は置いてけぼり
癒えそうな傷痕を眺めながら
それが治るとは思えない
耳を引っ張って連れ出され
そんな耳の中までまとめて
放り投げてしまいたいとさえ
どうせ聞こえても理解しない
傷が消えてしまった先には
真人間の始まりが待っていて
白衣の人がおいでおいでしてる
分厚いポリカボの壁が欲しい
大切に思うのは一度だけ
機嫌損ねたらおしまいで
最初の優しさも一度だけ
動かなければさよならで
強くて透明で分厚くても
傷が付きひび割れて白濁
誰かを守って壊れたら
新しいのと交換してね
この気持ちはいつから濁ってたんだろう
最初だけ試したひび割れ越しの言葉も
白濁越しのメッセージも伝わらない
私が誰か分からないくらい届かなくて
私は真っ白なままでいようと諦めた
歪んで見える世界は何も変わらない
歪んで見えてる私は何も変われない
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おにゅうさん&ピノキオPと聞いて。
お2人のコラボ作品「神曲」をモチーフに、勝手ながら小説書かせて頂きました。
ガチですすいません。ネタ生かせなくてすいません。
今回は3ページと、比較的コンパクトにまとめることに成功しました。
素晴らしき作品に、敬意を表して。
↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲
時給310円
廃墟の国のアリス
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BPM=156
作詞作編曲:まふまふ
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曇天を揺らす警鐘(ケイショウ)と拡声器
ざらついた共感覚
泣き寝入りの合法 倫理 事なかれの大衆心理
昨夜の遺体は狙...廃墟の国のアリス
まふまふ
誰かを祝うそんな気になれず
でもそれじゃダメだと自分に言い聞かせる
寒いだけなら この季節はきっと好きじゃない
「好きな人の手を繋げるから好きなんだ」
如何してあの時言ったのか分かってなかったけど
「「クリスマスだから」って? 分かってない! 君となら毎日がそうだろ」
そんな少女漫画のような妄想も...PEARL
Messenger-メッセンジャー-
意味と夢と命を集めて
作られてしまって身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
「また会いたい」と呟いた
ハリボテの街の終末実験は
昨日時点で予想通りグダグダ過ぎて
その時点でもう諦めた方が良いでしょう?
次の二人は 街の隙間で...コノハの世界事情 歌詞
じん
ピノキオPの『恋するミュータント』を聞いて僕が思った事を、物語にしてみました。
同じくピノキオPの『 oz 』、『恋するミュータント』、そして童話『オズの魔法使い』との三つ巴ミックスです。
あろうことか前・後篇あわせて12ページもあるので、どうぞお時間のある時に読んで頂ければ幸いです。
素晴らしき作...オズと恋するミュータント(前篇)
時給310円
さぁ手を伸ばせ 掴めまだ見ぬ未来
それは進むために探し続ける たった一つの道だから
向かい合ったまっさらな譜面 描く歌は過去のモノばかり
借りただけの偽りの音を 重ね重ね思い連ねる
できない事ができる時には それはそれは夢中になれたが
彷徨い続け先にあったのは 見えない天井だけだった
愛した...レプリカイロ歌詞
浅葱砂糖P
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