A1
羨望と後悔を コトコト煮込んでは
自分への甘えも一つまみ、二つまみ
空回りするほど 惨めが顔に出て
粗探しするから 単純を見落とすの。

B1
最下位の占いを 耳栓の裏に
焼き付けたら 或いは
明日を焦がして廃れ。

S1
認めて 壊して
赤く錆びた鍋をいつまでも
捨てれず 得られずまた
罪から目を背けて謳え。
早まって 結局
真っ赤な嘘だけこびりついて
背中から侵されてた
そんなこと ある?

粋がって 厭がって
因果応報に駄々を捏ねて
絡まって 「あらまぁ」って
死にたくなるほど甘い匂い
朝まで 染み込んだ
癒えない曖昧を拾い上げ
一口含んで捨てた
そんなとこ。

A2
猥雑をパンの上 乱雑に塗りたくる
認識の甘さを 一齧り、二齧り
臓腑から滲み出る 劣等は冷凍庫
根が張る椅子の下 鉄分が足りないな

B2
再会の感動は 権利有る者のみ
吐き出して 煮出して
冷やして 取り出され

絵画の晩餐会 額縁切り取られた
現在地 わたしは
アイと逸れています。

S2
射止めて きっと酩酊
殺人者にはなりたくないの
だからって 逆らって また
無意味な迷子を繰り返す
重なって 嵩張って
寅と午が巡り駆ける脳内
冒頭から呑み込んでく
そんなはずない!

人目で 火止めて
140字の無駄を遣い
侮って 捗って その
過失を加湿してカビてる
恒常の形状も
永久的有限を纏って
指先、まだ震えてる
冷えていく。

B3
再開の裏返し
五線譜 終わる場所の
真っ赤な 事実は
飲み込まれ拾えない

S3
仕留めて 終わらせて
ゲル状の愛だけ見てたいの
痛いよ 期待が。
「目玉焼きは上手く作れないよ?」
傷んだ 地団駄
熟した顔して怒らないで
自由落下の余韻に

ごめんね、ごめんね
私の首を崩してくのは
ごめんね、ごめんね
わたしじゃなくて貴方が善いの
ごめんね、ごめんね
ジャムのようにドロリとしたIを
貴方に捧げたいのだ!
ララララララ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

キルミィジャム 歌詞

閲覧数:766

投稿日:2020/12/17 21:42:50

文字数:829文字

カテゴリ:歌詞

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