「生きてるだけでほら、主人公」だと
どこかの誰かさんがテレビで言ってた
僕は僕の人生の主役にはなれないから
ここで夜が明けるのをただ待っています

死に急ぐなんて勇気もないから
煙で息を塞いでみます

悲しみが部屋を覆うから
空の月が霞んで見える
灰皿が満杯になれば
いつかいつか 逢えるでしょうか

致命傷じゃなけりゃ怪我じゃないなんて
この胸の痛みは偽物なのでしょうか
誰かに蹴られる石ころにもなれない僕は
今日も変わらず昇る太陽に怯えています

気づけば景色は遠くなって
手のひらの思い出さえも捨てきれない

ひとつだけ罪を上げるなら
それは きっと僕の弱さだろう
このまま終わりを迎えるのなら
ここでここで静かに眠りたい

悲しみが部屋を覆うから
色も 熱も零れ堕ちていく
重たい雲が滲んでくるので
城に 白に 今日も帰ります

抜け出せない 時間を繰り返すから
空の月が霞んで見える
灰皿が満杯になれば
いつかいつか 忘れるでしょうか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【オリジナル】2㎡の城【鏡音リン】

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投稿日:2019/07/25 01:04:01

文字数:423文字

カテゴリ:歌詞

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