【IA】秋扇夜行

細波 揺れては消え
髪を靡かせて行く
照らして

求めた景色はもう
闇の中へ溶け逝く

錆びれて 崩れて
剣は何も切れない
それでも 手の中
光り輝いている

貴方が くれたの
前を向いて歩く意味
だけどもう 駄目みたい
目を閉じても良いかな…?

必ず会えると信じていた
消えない闇など無い筈なんて
貴方と歩いた砂浜の上
まだ足跡がある


頬に触れる手を感じ
ふと目を開けてみる
夢なの?
求めた景色はまだ
記憶の中にあるよ

子供の頃から
貴方だけを愛していた
貴方は絶対気付いている筈だった
瞳に映るの 空に舞い散る鮮血
最後の言葉もかけられないままなの

さよなら 私の愛した人
独りで泣いている私のことを
優しく抱きしめてくれた時を
まだ覚えてますか


ありがとう 私の愛した人
この世で貴方に出会えたことを
祈りを捧げて私も逝くよ
貴方のすぐ横へ

最後に放つの別れの火を
波さえ飲み込んで燃え続ける
貴方の声が聞こえた気がした
涙が溢れている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

秋扇夜行

閲覧数:211

投稿日:2016/03/16 22:36:49

文字数:440文字

カテゴリ:歌詞

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