世情の機微に応じて募る思いは宙を舞う
屈託を見せる残滓は常に凶を垣間見た

忌憚の無い罵声 ぐらつく心音
所以の無い喜怒に苛まれて

惨状に根差した火種を燻せば
故に災禍に見舞われる
感情を閉ざした彼等を嘲りゃ
豪く怠惰が顔を出す

苦役を強いる条理も解決を急く不条理も
何れも粗方退いては不幸を嘆く最果て

異端の端くれ 不敵な体温
自我がささめく
『吐露シテシマエ。』

「!!」

頑丈に閉ざした口を抉じ開けりゃ
思弁を振るう木偶の歌
感傷の飽和した浮世を壊せと
豪く怠惰がそう告げる

『瑣事デモ勝機ヲ見落トサヌヨウ。
ソウダ、照準ニ目ヲ凝ラシ待テ。』

喧狂の暴走した我等の言葉は
陽の目を見ずに消しはしない
憂慮の芽生えた出処を辿れば
既に芥だ目を覚ませ

真に終焉が其処に迫り来る
御託は後だ

今、叫べ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ノンテンダーアラウド

分かり辛そうなものだけ読み書いておきますね。

垣間見た(かいまみた)
所以(ゆえん)
何れ(どれ)
抉じ開けりゃ(こじあけりゃ)
喧狂(けんきょう)
出処(でどこ)
其処(そこ)

他は大体Google先生が何とかしてくれる…はず!

閲覧数:1,615

投稿日:2018/06/23 11:38:06

文字数:359文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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