自由に生きたいだけ 以上も以下もない
適度な退屈感で月を見る
君が目指してるのは栄えある臨終
完璧なAIにも出来ないこと しようとして
勝手な壁にぶつかって泣いている
そこが行き止まりじゃないってことを
見上げた蒼穹
君に授けよう この僕の翼を
君よ 羽搏け 世界を蹴り上げて
まだ痛む心を抱いて
傷だらけの翼 広げて飛翔する
ほら 君はもう自由だ ってね
いざ 浮かべば呆気ないな
優越感すら ない
こんな為に大気圏を目指していたのか?
淡い色の街灯り
君は 苛付き 小石を蹴り上げた
けど そこにあるのは -孤独- だけ
それでも 君は 月を目指したいか?
なら
不死鳥になればいい
君よ 羽搏け 世界を蹴り上げて
今 僕を睨め付けたまま
ほら これが浮自由だ ってね
僕は笑うだけ
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