僕は君に何ができる?
こんな色で何が変わる?
優しくなる言葉はまだ
君の中にあるだろうか

だから僕は君を探す
会えない日も君に触れる
嘘が下手な僕のために
君はいつも嘘をついた

世界から色を奪っても
僕等は綺麗な青色のままだった

何度も描いては消える僕たちの風景を
もしも鮮やかな感情の色で描けたなら
きっと違ってたんだよな
間違いも後悔もそっと包んでくれるような
そんな絵にしたくてさ

いつの間にか夏になってた
君がいなきゃ海も遠い
晴れた午後の光が射す
アトリエには誰もいない

肩を寄せて描いてたこの絵の続きを
僕等は知らなかった

「本当の言葉」なんてのは要らないと思ったんだ
少しの落書きと体温と君の笑顔だけで
ずっと続いていくんだよな
そう思ってしまったんだ
こんな愁いを描いては塗り潰す日々だ


戻れないのに戻りたいと思うのは
僕が今も弱いからで
夜に溶けて見えなくなればいいのに

何度も描いては消える僕たちの風景を
もしも鮮やかな感情の色で描けたなら
きっと君は嘘など云わないで済んだんだ
僕を恨んでよ

どうして描いても日々は空回りするんだろう
僕の青に咲いた恋だって色を付けた筈だ
きっと続かないことを知らないままでいたい
そんな願いを描いては君を思い出すのだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

アトリエ 歌詞

閲覧数:255

投稿日:2019/08/29 13:27:55

文字数:547文字

カテゴリ:歌詞

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