もう一人の自分に
捧げるこの物語

太陽に照らされて
わたぼうしは空を飛ぶ
大人に憧れて
背伸びしてみる

緑揺れる調べ
蕾ひらく
甘い微睡は終わり
苦い勇気を味わう
次の番を急かす泣き声に
耳をふさいだ
繰り返す夢に逃げ込む
僕を揺り起こして

わたし
君の手を取って
ひかりへ連れて行くよ
つらいことばに怯えた
孤独な夜越えて
また新しいドアを開けた
あたたかい春風に乗って

涙霞む景色
桜ふぶき
何度も繋いで結ぶ願い
糸尽きるまで
花言葉は「別れ」
届くまで旅を続けよう
名前さえ知らない街の
遥かその先まで

わたし
君と手を取って
どこまでも行けるよ
ひとり寂しく泣きじゃくる
夜から抜け出して
また新しい日を迎える
片隅に咲く冠は
一輪の金色の花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

クラウン

閲覧数:105

投稿日:2024/03/15 10:24:41

文字数:330文字

カテゴリ:歌詞

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