空と山との曖昧に
日の沈みたる街ありし
雲居にかかる茜色
鬼灯灯してゆきなんせ

鐘の音響かせ
鼓笛を鳴らせ
おどろおどろし霞たて
踊ろ踊ろよ一夜のうちに
人も怪しも踊りゃんせ

永き時の今の間に
異装の鬼のゆくところ
果ての行き路、千の路

鈴の音鳴らせ
雷鳴響かせ
あかあかとありて火よ泳げ
歌え歌えよ黄昏のうちに
人も怪しも酔いなんせ

たまゆら閃く今の間に
異形の鬼のゆくところ
雲の通い路、逆様の路

囃子の音もやみ
あやし祭は終わる
やうやう白ずむ東空は
現の理へ還えりゃんせ

定め無き世の内に
万の玉の緒抱えし
輪廻の渦を踊り舞われ
明けまく惜しみ
朝月夜

東雲の彩雲呼びて

また会う日まで、幸くあれ

この瀬は
ゆかし、めでたし、面白し

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

茜雲

歌詞

閲覧数:209

投稿日:2013/10/05 00:39:40

文字数:329文字

カテゴリ:歌詞

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