タグ「初音ミク」のついた投稿作品一覧（12）

1A
暗(く)れ惑う　迷い子は
行く末を　よみといて
脆(やわ)らかい　天(あめ)の下
仮初めと　眠りつく
1B
アスタリスク　霖(ながあめ)を止(さ)して
子夜(しや)の嘘(は)いた　色白(いろしろ)よ　灯れ
1S
蝶番(ちょうつがい)の外れた...

１Ａ
隙間なくて　動けないな
影踏みは　タランタラン
日が潜れば　あまい毎夜
誘われる　ラタトゥイユ
１Ｂ
(開けては閉じて)　こする眼で
(眠りを強いて)　咲いてしまうの？
(真上を向いて)　この手を引いて
(今ならいいよ)　夜はいいの？　...

ささいな出来事　それで終わるのに
心地の悪さが　傷をつけた
見えない所で　努力してること
余裕の無さから　無視を決めた
あのとき君の　味方でいたら
居場所を奪うことも　なくて
謝りたくて　話し続けてる
もう　届かないけど
あいたくて　会えなくて
僕の罪を　濁して...

一枚(ひとひら)に凛と馨(かお)る　懐かしいもの
はなせ　はなせ
白い真綿を着せ　祈り重ねる　秋の夜長
姿見せぬ虫の　声のように　熱は仄かに
一頻(ひとしき)り凛と馨る　慎ましいもの
満たせ　充たせ
堆(うずたか)く積もる雪は　寂寞(せきばく)を知り
脆く　落ちる
紅(べに)に気色(けしき)を染め　...

[A]
角灯の　海が鳴る
暫しの　さきほこる刹那　見しもせず
からころと　下駄は鳴く
私の　暗礁をさして　ひとりでに笑う
[B]
とうに　千切れた　鼻の緒が
此処で　待たれと　足を引く
「擦れる　指先　顧みず
急いて　仕損じて　何になる」...

Alright(オーライ) 口先 任せたら
案外 I'm OK(アイム オッケー) やれるもの
もう無い お仕舞い つまんないな
相対(そうたい) 世間(せけん)は ずれるもの
Goodbye(グッバイ) 唇 渇いたら
足んないkiss me(キスミー) ねだるもの
交際 問わない たまんないわ
心...

綺麗が過ぎる話は向かない
夢見る夜は私に合わない
迷信の黒い猫
逃がしたら不興だ
紙面が踊るニュースは買わない
表の裏の興味は尽きない
忌み嫌う変わり者
耳打ちは無用心だろ
犠牲が滑るマウスは要らない
蓼食う虫はあなたにお似合い...

躓く 行き詰まる 転換のパラダイム
縺れる雑踏を 解く糸口
傾く型破り 探求のパラドックス
奮起する群衆を 引く糸は何処
馴染む疑惑 仕立てあげる論調
沈む作為 希求落ちてく
容易く 滞る 正反のアンチノミー
埒無い筆頭を 積む脇道
もたつく足掛かり 変則的アナロジー
頓挫する連中が 踏む道は何処...

面影すら明くる
流れ星がきらり
がらんどうが揺れた だれ
可惜夜のしじま
誰かを視る 見えて
思い出して無くす夢
鼓動は生きる心地のほかに
何を伝えるのか
deep and dark,deep lonely sea
寂しく生まれても歩き往くけど...

あっという間に目覚めた
曖昧な開化の散在
朝夕炊事の煙幕で
靉靆隠してる
葛藤 気儘に寝そべった
該当者皆無の体裁
ハイカラ仕立ての断罪で
伝統色まで揶揄って
鮮やかな風に
後ろ髪結い直され...

ぱちり点いた　サイドランプ
黒模様の　ゆめがきえる
反転せかい　切開らいん
常時待機　また　まだいるの
(ねねねむって　ねむりめぐって
ねねねむって　ねむりめぐんで……）
かちり填まる　ピースさいん
無活動の　いまがきえる　
仮想せかい　旋回ウィンドウ
笑止千万　あれこれいるの...