タグ「イラスト募集中」のついた投稿作品一覧(31)
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林檎可愛や
可哀や林檎
憐れ私に食べられて
私嬉しや
愁しや私
熟れた林檎を食べられて
林檎売れしや
患しや林檎
毒の林檎は街に逝き
私の林檎が食べられた...りんごのうた
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かんかんに照り付ける太陽と
眼から零れる夏の雨
長く伸びた黒い影
蝉の声がやけに遠い
熱に揺らぐアスファルト
黒いしみはすぐに溶けた
よく晴れた日曜日
遠い日の夏休み
覚えているのは
鮮やかな景色...さよなら 夕立 夏の雨
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ねぇマリオネッタ遊びましょ
楽しい物語を聞かせてよ
私が退屈しないように
千の物語を聞かせてよ
遊びつかれたら
(壊れるまでは)
おやつの時間よ
(さあお食べなさい)
甘い甘い
甘い甘い...マリオネッタ
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ありふれた物語
誰も知らぬ花の名
其れは歴史の語り部
そよ風に種子が零れ
幾つもの感情乗せ
遥か彼方飛んでいく
美しい緑の都
柔らかな光射し
輝く笑顔は
戻らない...Lost Garden
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語り結び
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鬼遊戯
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花一匁
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かみさまかくし・表
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あしあと(更に修正版)
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【イラスト募集中】少女勇者
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黄昏アップルパイ
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帰りたい 帰りたい
あの街に
届かない 届かない
嘆きは
雪となって降り注ぐ
二度と開かぬ花
爆ぜる火の唄
暖かな談笑
思い出は煙となり
撫でる風の歌...アネモネ
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黄昏トリル
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流転
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光が丘
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終わりがやがて全てを飲み込んでいくなら
この手で掴み取ってみせる
行く先は始まりの真っ白な空の向こう
舞散る風花(かざはな)が煌く
眩しさに目がくらんだ
見渡す限りの雪野原
寂しさだけが飽和した
指の先から崩れ去る
痛みさえ逃げた心
氷に閉ざされ君は言う...ブランカ
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*まじめに書いたネタ歌詞です…。
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今日 お出かけをしたんだ
大好きな キミにあうために
いつも 遠くで見るだけで
大好きは 窓越しだったよ
この気持ち 近くで 伝えたくて
どうしても この手で 触れたくて
弱い僕 一世一代の 大決断
と こ ろ が !...らぶみーはにー
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石畳の
真っ赤な街
夕日に伸びた
黒い影が笑う
遠い記憶
閉じ込めた鍵
握り締めて
家路へと急ぐよ
振り向いたけど
誰もいはしない...黄昏の足音
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どこまでも平和な世界
ある日彼は魔王となる
無常の鐘友の裏切り
全ての心闇に閉ざし
包み込む愛しい光
けれどそれは仮初で
友情は散り傷も癒えずに
優しい歌はもう届かない
誰よりも愛していた
何よりも思っていた...とある魔王の物語
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踊る砂塵
砂の海に船はなく
風紋を乱すのは贖罪
弔いの薔薇の傍らで
焼けた喉が歌う
地獄の業火
燃える海に笑う星
干からびた悲鳴は孤独
贖いの楽園の対角で
静寂の夜に凍え...overnight tale
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*短い詩の詰め合わせです
シュガーデザート
砂の下には貴方がいる
聞こえてくるのは悲痛な叫び
砂の下には貴方がいる
枯れぬ涙は止め処なく
私は貴方を掘り出した
そうして胸で包み込む
小さな小さなしゃれこうべ
叫ぶための喉はない ...シュガーデザート
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踵をとんとん
靴紐結んで
背伸びをしたら
準備はOK?
大きく息を吸い込んで
全速力で逃げ出した
右から左に上から下へ
何処まで行ってもついてくる
現実という現実を
すっぱり振り払おうとして...大脱走
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揺り篭
たゆたう
大海 の
真ん中
まどろむ
大罪 に
指折る祈り
爪裂く赤い
肌焼く誓い
太陽が昇る頃に...凪
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ざらりざらりと
僕の胸に
染み込んでいく
ノイズ
不思議と心地が良い
肺胞の裏を遡り
緩やかにすりこまれていく
鼓動よりも優しい痛み
砂の旋律 柔らかな泥
足元をさらっては くれないけれど...ノ/イ/ズ
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なげかぬかみさま
夜空に笑う月 狼は吼えた
帰る場所はなく
戻るべき道もない
帰する場所なら
いくらだって
けど
帰すべき場所は
未だ見えない
長い長い旅の果て...素材詰め合わせ
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天から降り注ぐ青 透けては輝く水面
歌うは銀の調べ 旋律泡と散り逝く
望むは蒼穹の蒼 此処には深遠の藍(あお)
痛みは銀の指輪 現実肌に突き刺し
焼けてしまった 肺の中
満たすは空気 想い届かない
水の中 緩やかに 溶けていくエコー
響かない 手を伸ばし 掴み取れない
胸の中 穏やかに ...ソライロニンギョ
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コップの中に 甘いため息をひとつ
落として ぐるりとかき混ぜた ならば
簡単に溶けて しまうと思っていた
けれども ただ底に沈んでいく だけ
最後に残ったのは苦い塊だった
コーヒーじゃ苦すぎるわ
まだ子供 だから なんて
馬鹿にしないでよ
背伸びじゃないのよ
真剣なの この恋は...tea or coffee
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手の中の 花束は別れの証
さよならなんて
涼しい顔で 言わないでよ
美しい花を毟っては
恨み言を投げかけた
散った姿は力ない 私のようで
両手両足を地面につけた
もう立てない歩けないと
貴方は背中を向けていた
もう振り返ることないと 知っていた...茎の花束
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触れた雨はどこまでも ぬるく
髪は肌に張り付いてた
たたきつけるような 激しい雨音だけが
世界を満たして
視界は白くかすむ けれど
腫れた頬は熱を持って
生きてここにいる 自分を主張する
痛みは警告
泥まみれの白い服 僕にお似合いだった
太陽に嫌われたような土砂降り...driving rain
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誰もが俯く 鉛のようなにび色の空を
憧れてた 自由に飛べること
蝶の羽でさ 世界を彩るんだ
まるで御伽噺だと
冷たく嗤う奴のこと
俺は迷わず殴っていた
立ち止まって しまいそうだった
フライデイバタフライ
羽のない奴ほど 天を見上げる
手のひらの希望...フライデイバタフライ
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