触れた雨はどこまでも ぬるく
髪は肌に張り付いてた
たたきつけるような 激しい雨音だけが
世界を満たして

視界は白くかすむ けれど
腫れた頬は熱を持って
生きてここにいる 自分を主張する
痛みは警告


泥まみれの白い服 僕にお似合いだった


太陽に嫌われたような土砂降り
矢のような雨粒は
けれど僕を射抜いてくれない
ぬるいぬるい罰 夏の訪れ



進むごとに重くなる 足取り
枷の感覚は増した
すがすがしいまでに 侘しい雨音それは 
痛みを浮かして

違う雫が頬を 伝う
傷跡を優しくなぞって
静かに混ざってく たぶん臆病なんだ 
頬が疼いた

 
行く手を阻む君の両手 僕の背中をたたいた


拒んでも許されていた土砂降り
透明な雨粒は
音を立てて服に染みを作る
じわり胸に響く 夏の訪れ


太陽に嫌われた 僕 だけど
青空はいつだって そこにあった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

driving rain

どうにもならない過失を犯した少年がいっそのこと罰してくれたなら楽なのに!とすれた態度でいたせいで兄貴分にほっぺたはたかれて土砂降りの中に逃げていく話。
結局苦しいのは物事に正面から向き合わず後ろ向きにぐじぐじしていた自分で、支えてくれる人もそばにいたんだなーとか気づいて立ち直ればいい。

…というのを連想したものの、歌詞を作るって難しいですね…。うん。
息抜きのつもりで打鍵して、結局頭がこんがらがった一品。

一部利用、一人称の変更などご自由にドーゾ。

閲覧数:588

投稿日:2008/01/31 00:50:57

文字数:382文字

カテゴリ:その他

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