藍笠の投稿作品一覧
-
【1A】
人生はまるで小龍包
中が見えぬ熱いもの
イーのアルのサンで噛みしめて
美味しけりゃ上出来よ
【1A´】
命は万里の長城
長くて果てのあるもの
叫好声(チャウハゥシャン)で腹決めて
歩いてきゃ上出来よ...中華人生協奏曲
-
A
雪降り 白く染まっていく
昨日までとは違う景色に
足跡 確かな一歩を
軌跡として残すみたいに
A
煌めき 日に照らされている
ただの道でも光る風景に
夢 希望 おのずと募っては
また踏み出す...冬夕焼け
-
A
なぁ 君はどんな未来思い描いてる?
笑顔があふれて いつも楽しくて
誰にも負けないくらい幸せな
そんな夢みたいな日々なのかな
A
ねぇ ごめん それでもこんな僕になった
笑顔は無理して作ってる気がして
楽しいはずなのに悩みも絶えない
こんな未来は望んでなかった...ビーラブドゥ•チルドレン
-
A
「君のとなりにいつもいたいんだ」
馬鹿正直な言葉
紡ぐだけで胸がひとつ弾む
A
「好きって何かよく分からないよ」
戸惑いながらの台詞
悲しげな笑顔が分からなくて
B
友達じゃ嫌なんだよ...この手のすきま
-
【A】
いつもと同じ帰り道
また会えると思ってた
気軽に告げたさよならが
世界を2つに分けた
【A】
変わらない着信音
聞こえたのは君の声
暗くて悲しい決意が
僕を丸く飲み込んだ...月より遠い
-
【A】
暗い部屋でふと なびいたカーテン
聴こえるのは虫の声と テレビの笑い声
楽しくもないのに 笑ってるような
そんな音が眠い頭に響いた
【A】
チャンネルを変えても 暗いニュースとか
嘘くさい流行りすたりや 押し付けの価値観
一枚だけ膜を張りながら生きる
俺もあまり変わりはないんだけどな...爆弾
-
S
愛する人がいた場所を
僕はたまに見つめているんだよ
ただ風景が広がって
下を見たら僕の影がいたんだ
A
僕らが望んだあの未来は
煙みたく どこかに溶けていた
紫色した後悔だけが
棘のように胸に残っている...君の場所
-
【A】
気になっている 隣のアイツも
喧嘩していた 大好きな友達
あの店員 前科持ちの彼女
ナースにニート 嫌いなアイツも
【B】
こっちにおいで 一緒に踊ろう ほら
私を嫌いでも かまわない
一つの地球 無限の想い
そりゃぶつかるでしょ...Dance with me
-
【A】
目覚まし時計が五分だけ
遅れたせいで
約束に間に合わないよ
焦って走り出す
【A】
それでも僕のこの心
ふわふわしてて
後ろ向きな気持ちでも
前向きに踏み出そう...ハッピーエンド
-
泣いても 大丈夫だよ
きみの声 ぜんぶ聴くよ
こころから 笑えるまで
ぼくらが君をまもるよ
何にもない日々
意味が分からない
息が詰まるけれど
死んだことはないよね...大丈夫だよ
-
【A1】
財布を無くしたんだとか
告白失敗したとか
カラスにつつかれただとか
不幸が積もるばかりで
【B2】
「みんなだけ幸福で この辛さ分けたい」
そうやって愚痴こぼす 君はきっと怖がりだ...0.5歩
-
【A1】
おはよう 僕は人間
アレのついてる男の子さ
間違いだってしまくるし
頭の悪い夢を追ってる
【A2】
おはよう 僕は人間
アレの使い道は少ない
いつでも強がるけれど
笑顔の下で涙をこぼす...人間
-
【A】
人指し指と親指でマルつくって
景色を切りとっては覗いてみた
ばつの悪いことなんて全て
許せそうな気がした
【B】
この世界は僕には広すぎて
だから一つにしぼってみる
ろくでもないこともちゃんと
一番になったみたいだ...Up To You
-
嘘かもしれない胸の鍵をあけた
【A】
「いつかは別れてしまうのかな」
君は僕に聞いてみたね
喜びと間違えないよう
それは寂しいね って言ってみせた
【B】
終わらないものなんてないんだと
世の中みんな歌っていて
だけどそれに逆らったところで...思い出のおと
-
【A】
窓越しの空見上げ ぽつり呟く
「鳥のように自由に飛べたらな」
チョコレート お一ついかがですか
ほろ苦い その思い出と一緒に
【A】
気が向いたから 散歩でもしようかな
喜怒哀楽 適当に選んで
見知らぬ花を見つけたのなら
似合いそうな名前 つけてあげよう...ガーベラの足
-
燃える夕焼けに 焦げてる校舎裏
別れの水で湿らせたら
大丈夫だよと無責任に強がったね
あの時はまだ近いから
のら猫みたいに 簡単に消えるんだよ
懐かしさだけを残して
捨てられないよう 僕は歩いてるけど
なにか変われたのかな...いつもの空
-
ケータイ握る右手の汗 誰にも嫌われたくないって
嘆いてるちゅうぶらりんの左手
何よりも大切だった友達と永遠にいれるなら
未来なんてゴミ箱へ なんて言った
「君は子供じゃないんだよ」 嬉しがるのが正解か
踏み込む足が曖昧に震えて
明日もその先も晴れるようにと窓辺に飾った
てるてる坊主が笑って首吊ってる...17歳
-
君を初めて見たのはいつだろう
まだ大きかったランドセルを
小さな背中に抱えてた頃かな
知らない君に怯えてた僕
本当の仲良しの意味を教えてくれた
希望の溢れるキラキラした瞳
上手じゃない字の交換日記
桜の表紙が目印だった
下手くそに思いを詰めて
君を泣かせたかもしれない...手紙
-
ハロー ハロー 空に浮かんでる
ハロー ハロー 体が透けている
僕がどうしてこんなことになったか
そんな経緯はとりあえず置いといて
死ぬほど好きだったあの娘を
見つめるのが最近つらくなってきた
別に嫌いになった訳じゃないし
実は今のほうが好きなんだけどね
必死にこの両手で隠そうとしても
透けちゃうか...幽愛
-
友達とふたりで家に帰る
バッグの入った自転車おしながら
じゃあバイバイ、また明日ね って
君は細い道を歩いていった
いたいくらい広い空が
ひとりの僕を寂しくする
そんなのかまわないけどね
だって未来があるんだもん
いつか僕も 人を好きになるだろう
二本の腕が ついているうちに...ハロー、アース
-
なんの事情かは知らないけど
倒れこむ人を横目に通りすぎる人々
可哀想と思って助けてないなら
きっとどっかで面倒がってんだろ?
それで大人を尊敬しろとか
さすがに言うこと聞いてらんねー
露骨なイジメをおこしてるクラス
当たり前のように目をそらす先生
気づかないふりして傷つけてることすら
気づいてないか...ソダツセカイ
-
君は毎日あたふたして
うごきまわるね 右左
つまずいて 転んだりして
ヤになってきてるでしょ?
ちょっと一回とまってごらん
いいこと教えてあげるから
忙しいふりはしなくていいんだ
自分を見つめ直してみてね
深呼吸して ジャンプしてみよう
そしたら 空だって飛べるだろう...OK。All right。
-
雨の日に 一人帰った
傘ももたずに
雨が 体をぬらし
気持ちを 冷やす
心が曇った
突然 水滴が消える
君が 半分傘くれた
カゼひくよって
寒いでしょって
心が晴れる...アイアイカサ
-
味気ない毎日
意味を見いだそうとしてもさ
特にこれといってないや
なにをやったらレベル上がるの?
他人の目につかないのがいいぜ
雑魚キャラ倒して何が変わるの?
だけどボスなんて恐くて戦えない
やるせない毎日
意義を見いだそうとしてもさ
ゲームと飯と2chくらいだ...脳内ダンジョン
-
なにもない今までの毎日に
終止符をうってみようか
言葉だけの世界なのなら
全部簡単なことなのに
なにもみえない 先の未来に
正しい夢は待っているのかな?
すべて見終えた 後ろの過去に
間違ったことはあったのかな?
同じ自分をつないでいく
ただくりかえし つないでいく...光.
-
止まらず伸びる背丈に
僕自身がついていけてない
青臭い僕にむかって
「大人になったね」とか
それでいい気がしてる
「どうしようもなくなったときは
落ちてる希望を拾え」
小さなものまで探したら
中身は絶望だから
またどうしようもなくなる...しあわせのうた