待逢由宇介の投稿作品一覧

(Aメロ)
浅き夢にまどろめば 愛満(み)ちし夜の
白き腕に抱かれた 影を慕(した)える
(Aメロ’)
甘き夢に染まる蒼 孤城(こじょう)かすむ霧
狭き部屋に閉ざされた 罪なる私
(Bメロ)
細き指絡めれば 吐息近づいて
穏やかな時間(とき)捨てた 悔いなどないの
(Aメロ)...

(Aメロ)
駆け抜けろ 1000マイル
ボロボロ破れた 地図を頼りに突き進んでく
恐れなら いますぐ
蹴飛ばしてしまえ 邪魔するものは何ひとつないね
(Bメロ)
誰ひとり知らない 宝箱のありか
いちばん乗りで 見つけようよ
越えて行くんだ 蜃気楼
(サビ)...

硝子が飛び散った 欠片 目を奪われた
破れた皮膚から 滲む鈍黒(にぶぐろ)い赤
誰もがおののいて 逃げる場所もなくて
うなだれ震える 肩を抱く人もなく
後ろ手に縛られた 革紐は腐った
白と黒を阻む高い壁
超えたかった 無力な僕は
嘲笑うように 高く飛ぶ
あの鳩を 絞め殺したかった
呻きの声がまた 響...

鏡音民族調コンピ「Caleidoscopio」収録曲

手のひらの結晶は 形をなくしても
僕たちの足跡は ずっと続いてく
ほら 手袋を脱いで 大丈夫 寒くない
ぎゅっと握りしめるよ いつまでも
Ring Gong どこからか 教会の鐘響く
Ring Gong 立ち止まり 小さな小さな 祈りふたつ

大人びた言葉やけに 似合うようになったね
どんな出来事が君を そうさせたんだろう
火照らせた身体 熱を帯びたまま
ベッドに沈ませて 何を夢見ているの
a page of the sun 夏の秘密は
誰にも内緒のメモリーズ
a page of the sun 眠りから覚めれば
また優しい 風が吹く海へ...

(Aメロ)
九天浮かぶ 遥かなる孤月
満ちて欠ける 悠久に抱かれ
(Bメロ)
ああ 導き連れる 罪なる我ら
清か照らす 真白き光
(Aメロ)
吹きすさぶ風 汀の小舟
凪は刹那 まどろみに揺られ
(Bメロ)...

空　靡ける　雲の果て
遠く偲びゆ　山海越ゆを
誰が追いかけん　否
霞む尾根　形見とぞ見ゆ
嗚呼　真澄鏡
曇りなく照らし給え　天皇の大御軍に
甲矢と　大真弓引かんと勇みたるを
荒び呻る　懼れなき大夫の　満ち満ちて薙ぎ払わん
身　尽くし行け
おどろさわけき御髪を　嗚呼　唐衣...

さやに吹く風あらば　来揺
寄せて引く波のごと　瞑々揺
ただ櫂もなく　佐揺
行き舟戻り舟　招揺
魂　昇りゆく　佐揺
安かれと誄　揺
嗚呼　縁ある命　繋ぎゆくを　八千代にも
千万の神々の寿ぎ享くる　雄々しき者よ
幸あれと祈る　川瀬渡り　美し御楯なりて　
直　身捧げ行け...

青い空の彼方に浮かんだ 雲見上げながら
「つかんでみようよ」 真顔で語りだす君の
色褪せたボロボロのバスケットシューズと お気に入りのシャツ
子供のようだね まっすぐな瞳が 眩しすぎて

いつかなんかいらない
いまがここにあればいい
歩く速さが違っても 追いかけるんだ
26.4℃の記憶は ふたりで...