投稿作品5作品
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ベットの上で体育すわり、そしてため息。普通の人だったら、かなりシュールな絵として見られたかもしれない。でも、俺だったら当たり前のように見られるかな?よく部屋でこんな姿でいるから・・・
俺の夢は、ボーカロイドの頂点にたつこと。そのために日々練習を積んできた。そんな夢をみんなに話せば、「無理だ」「絶対な...アゴアニキP 『サルでもわかる』 を書いてみた
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「おまえは機械じゃないのか?」
「俺は機械じゃないぜ。感情や自己がある者がたまに作り出すもう1つの人格だ。」
「つまり、感情が生まれたことによって、できたということか?」
「そうだが、正確には少し違う。感情や自己ができて間もないうちは、それだけしか存在しないが、他人とのかかわりによって、もう1つの人...鏡の自分【KAITO】 後編
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「カイト、どうしたの?」
頭の上から響いてくる声で目を覚ました。そのときの驚きは言葉では言い表せないだろう。さっきまで見慣れた部屋にいたはずなのに、真っ暗で何も見えない。例えるなら『別世界』だろうか?不思議なことに自分の姿だけははっきり見える。
「これは・・・どういうことだ?なんで俺、こんなところに...鏡の自分【KAITO】 中編
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小鳥のさえずりと窓から差し込む光で目が覚めた。十分な睡眠をとったため、最高の目覚めのはずだが、気分は最悪だ。もちろん理由はある。昨日の夜、ダイニングでミクとめーちゃんがなにやら言い争いをしていた。きっかけはちょっとしたこと。ネギの食いすぎだとか、酒を飲んで暴れるとかなんとかで、正直俺には何の関係もな...
鏡の自分【KAITO】
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「ねえ、レン、私たちって双子だよね?」
外はどしゃぶりの雨。雨の音が部屋の中まで響いてくる。厚い雲が陽の光を遮っているため、昼間でもかなり暗い。重く暗いカーテンを俺はぼーっと眺めていた。悩みがあったわけでもなく、何を考えていたわけでわけでもない。ただぼーっとしていただけ。顔はそのままで目だけをリンに...双子の想い