真(まこと)です。 ほんとは漢字にしたかったけど無理でした。()まで含めて名前です(笑 小説など書いてます。 レンくんが大好きです(´ω`*) 4代目サムネはmimosaさまに描いていただきました! ありがとうございました ◆ツイッター 真(まこと)@創作進行状況等いろいろつぶやいております http://twitter.com/yuu_makoto ◆pixiv http://www.pixiv.net/member.php?id=3883159 ◆pretty love(小説サイト) http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=prettyredgold_02&guid=on
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続きを書くにあたり、連載をpixiv(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1726297)の方に移させていただきます。
元のテキストは前のバージョンとして残すので、お試しに読んでいただけたら嬉しいです。
冒頭部分だけなので何とも言えないのですが(´・ω・`)...消えた国の王子と少女
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[おやすみ可愛い夢]
真っ白な月が空に浮かんでいた。
部屋の中の光は月明かりだけ。
夜は冷えこむというのに、窓を開けてもの思いをする姿がある。
「どうしたの?」
その横顔に、ベッドサイドから声をかけた。
「……ううん」
また、ゆっくりと口が動きだす。
「…………ずっとこのままならいいのになって思って...二人の
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もうずっと一人だった。
外は暗闇、月だけが煌々と光っている。
ずぅっとこの部屋にいるけれど、外の様子は変わらない。
ここはお城のてっぺんにある部屋。
ベッドとたった一つの窓しかないこの部屋で、ただ一人窓の外を眺めていた。
「はぁ……」
ため息がもれる。
外が真っ暗になってから、城中の人間も、街の人々...待ちくたびれたお姫様
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――桜の咲く季節になると思い出す。
その日は、空が一段と青くて、雲なんて一つもなかった。
堤防沿いの桜並木は、一面、満開の桜。
青に映えた桜がすごく綺麗で。
昼間だからか人のそんなにいない道を、桜を見上げて歩いていた。
ふわり、と、風のように何かが横ぎった。
桜の花びらが舞うようなやわらかい、何か。...薄花桜に囚われたままの愛と哀と藍と
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真っ赤な月が浮かんでいる。
それは、目の前に君がいるから。
赤い髪が風にあおられ、 まるで、月に溶けていくよう。
(どう、したの?)
君の口が、確かにそう動いた。
でも、声は聞こえない。
真っ赤な月の夜にしか逢えないのに。
君が笑う。
その不敵な笑みは僕の心臓をわしづかみする。
僕の心をつかんで離さ...夢魔と逢い引き