さざなみ

(a)
口だけ 達者 猫かぶりのまま
拾えない 隠者 感情なんてもう
教えて 人の殺めかたを
翼の下には空なんてないんだって
(b)
罵声 爆笑 愛されたもん勝ち
幼いかおの顔
無残 無抵抗 音と裏側 嫉妬して
君の瞳の奥の方...

(a)
あの日見た
君が偽り
ボクは誰
全部うそ
いつか見た
心臓(こころ)無理矢理
ボクは何
全てうそ
(b)...

(a)
気付けば そこに 居た事をも
悴む指を抑えても
気付いて ここに 居るんだよ
君のマフラーで首が絞まる
(b)
置いていかないで。
雫は溢れるけど
見せつけないで。
他人のフリ…...

(a)
消えるほうがましなんて
愛してもらいたい辻褄でしょ
死ねるほうがましだって
愛してもらいたい からくり なんでしょ
(b)
だけど振り向いたのに
消えちゃうような僕がいて
このまま僕は死ねばいいのに
(s)...

(a)
幸せになりたいだとか
モザイクの君 見えずにいた
たじろぐなんてやめちまえよ
仲間意識だって 混ざって
(b)
投げられた石は今も
色を無くすような囁きで
渡されたモノは今日も
声を無くしてやる毒薬で...

(a)
風吹けば 懐かしき 華の舞
キミ想へば 懐かしむ 華の色
(b)
若き記憶 カワサギと 鈴の音が キラリ
遠き記憶 河シズク 鈴の音が 嗚呼
(s)
夜の季節 「かごめよ」と
キミの華 此処に無き
夜の季節「好きだよ」が...

ねえ、今すぐ
行こうよ今すぐ
ねえ、ほら今すぐ
行こうよ今すぐに
そっと靴ひもを結んで 確かめるんだ 雨の日でも
そっと息を吸い込んで 見渡すんだ 今日の空を
踏ん張っているんだよ いつてもどこでも
飛べると思うのさ いつでもどこでも
立ち止まらないんだよ いつでもどこでも
泣いたりもしないさ いつ...

もしも、あいつが 作りものでも
此処に居るには 変わりないさ
たとえ、世の中 作りものでも
廻ることには 変わりないのさ
(今)更 死に急いで
最期に 残すeye(s)
手に取って 待望 ただ逮捕でも
攫って 経験 権限でも
繕って 何番？ナンバーでも ねえいい
もう 貫く...

電波塔 斜め上を
横に見た 明日(あす)の空
待って(い)る その時を
待って(い)る It’s now time
無いものを 待って(い)て
個々の 叫び世の
銃の名もない 殺人罪
未だ 未遂でも
銃を片手に 誤って
未だ 打てやしない...

身体中 欲しがってる 無いモノを
見えて 見えない 見ない ように
ただ
身体中 満たされてる 無いモノで
聞いて 聞けない 添える ように
「死ぬ」なんて繰り返していて
「死ぬ」 なんてtwo人three脚よ(ににいさんきゃくよ)
愛のうち 恋は 偽物
恋は 嘘物
幻想...

ひとこと 頬を伝う
「さよなら」繰り返してる意味を
気付かず 揺らしたのは
「はた夢でも」君を奪う。
眩い 陽の光の袖
朝 8時に交わす「おはよう。」
全てが100(ゼロ)になるんだ
さすらい 両手に僕は生きてる
神様がいたよ。 そんなことすら
ずっと 言えないのに...

明日の意味も 笑えずにいて
にじいろの日は 火花を差しだすの
昨日も人を 殺めたことさえ
気付けず また街を見下ろす
どうして どうして？
愛を去って
どうやって どうやって？
愛にも
どうして どうして？
愛を塗って...

つまづいても 届かないものもあるけど
白鳥に 包み込まれるくらいなら
変えようと努力したりさ
一歩ずつ 進もう
てっぺんは いつでも
愛された人の場所だった
僕もいつかは
愛されてみたいなと
世界が 廻らずに
僕だけを 捨てても...

君とツナグ 未来
あたたかい この心
細く白い 君の
やわらかい 君の顔
イヤホンを手に取って
君は何処だ
そうだ 君は腕の中
ゆっくりと 見つめてた
微か 浮かぶ笑い顔
指切りで 数えてきたんだね...

◎おはようの一言
未だ言えなくて、
そんな君がずっと一番星
(a)
☻なんのために？きっと俺ら
そうやって生きてきて
ぶつかり合ったっけ
︎☺︎過ごした日々は消え去って
互いを傷付け 空の色
真っ赤に染まって見えたはず...

重ね合う掌を胸に閉じて
今すぐに会いに行くよ
君の元へと走る
ヒトヒラの花びらが舞う
幼い頃語った
ふたつの夢が
宙にあがるその瞬間
ねえ待って
いかないで
もうちょっと...