はねzの投稿作品一覧
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【なおる様ご依頼】金衣公子【イメージイラスト】
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川のほとりで桃の木が
東の風に揺れたら
足どり軽く弾ませて
遊びに行きましょう
豊かな草を踏み分けて
そこに誰がいるかしら
耳を澄ませば囀りが
私を呼んでいる
私の可愛い小鳥さん
(金衣公子は)...【なおる様ご依頼】金衣公子(仮)
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きっと見つけるんだ
未来への道標を
「オハナシ」を読んでるだけじゃ
何も変わらないさ
描き出そう
世界を
くだらないって笑い合って
また明日って手を振って
そんなありきたりなストーリーで
僕らは生きていけるんだ...君のオハナシ
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もぎ取ってきた優越で
街を見下ろしている
天才は見栄を張った
「もう知らないことはない」
透明な箱の中から
ぐるぐる掻き回した
重たい身体の君は
今日も水の底に居る
三度目の嘘で説破
傷つかないように賢く...ミルクティー
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白線は消えました
有耶無耶な戦線
飛び去る燕達
逃げ場がないのは
東西南北お互い様
今日もまた無慈悲に
回る疑惑の計数器
目印なんて
つけなくていいよ
どうせ誰だか...平等的ジェノサイド
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いざ、八八
桜に幕は 花吹雪
君を拐って
まるで逃避行
初音を
追って
美吉野へ
中、臨んで
柳に筆の 雨霰
傘を回して...八八の花
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夜明け前の薄雲が月を攫う
口遊んでいた郷愁の歌
今や遠い細流は変わらぬまま
目映い春を運ぶのか
はらはらと散る花弁が
水面を埋める その頃に
僕の姿を思い出して
帰る鳥の羽ばたきを羨めば
足を絡めとる郷愁の歌
やがて温い微睡みを抜けた後に...花曇のノスタルジア
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悠々 広がる
黄金の江に浮かぶ
鋭い舳先に
己の旗を掲げて
打ち払え雲を その先へ
未来を信じて
漕ぎ出せ いざ行かん
恐れを捨てて
目前に 敵なし
明けの走舸...明けの走舸
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麗しの君よ この身を捧ぐ
紅に染む 爪先を見やれ
月も恥じらう
夜更けは静か
恋は微睡み
束の間の夢の中
君の腕に抱かれ
綻んだ鳳仙花
君を想えば 舞い上がる心
甘い蜜を食む 乙女の吐息...鳳仙花
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電気信号の
深い海の中
聞こえたのは
ひとつの声
「見つけた恋は
ニセモノかしら?」
ロジカルに刻む
心音のビート
幸せを願うこと
もし許されるのなら...電子の心臓
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ボクが開いた
夢への扉
聞こえてくるね
新しい歌
優しい声も
明るい音も
どれも煌めく
それぞれの星
アナタの想いで
育ててほしいよ...明日のウタヒメ
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ニセモノの翼が
重たくのし掛かる
マヤカシの姿で
生まれ落ちた僕は
それでもこの歌を
空へ届けたくて
響いた声だけが
ただひとつシンジツ
精一杯歌え
愛してくれたなら...重ねて☆TRUTH
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時の波間を散りゆく花のように
傾く心 そっと差し出して
忘れざる 一片の夢に
今もまだ焔は燃えているのか
憂いは 泡沫の祈り
語られる姿を水面に映す
胸の狭間に浮かんでは消えてゆく
揺れる面影 きっと帰らない
焼け落ちる 錦の城には
今やもう涙は眠っていない...遠水は近火を救わず
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旅路~貴方と繋がる未来~
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霖詩
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風のフォルクローレ
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金色の糸が 風に揺らめき
旅人はふたたび 東へとゆく
いづこへか 問いかける声に
答えを持たぬまま
ただ流るる 時に従う足で
遥か彼方へたどり着くのか
君去りしあとも この世は留まらず
氷の季節を 幾度も越えて
繰り返す旅路に 未だ迷えど
忘れざる 胸の爪痕に...君去りし季節
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彼岸花
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天の旗蒼し
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長き宵の淵に
月さえ 目蓋伏せて
地に積もりし 願いが
永久を唄う
燃える馬の群れも
東風と共に 去りゆく
潰えた声 繋ぎ
細い道を歩けば
過ぎし花も いつか
芽吹き 咲き 実を結ぶ...天の旗蒼し
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(A)
憧れた世界
溢れる音楽
がむしゃらに鳴らす
私のメロディー
(B)
急かした足元
ノイズに躓く
転がしたままの
音を手繰り寄せ...MUSE
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真っ白な地面を
ひたすら進むんだ
汚れた靴で
描き出す夢
道程はいつか
綺麗な絵になる
時には迷う線
はみ出した色彩
涙に滲んで
ぼやけた足跡...白紙
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夏の夜の夢【楽曲イメージイラスト】
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(Aメロ)
穏やかなる雨が
燃える時を覚ます
送り火のかすかな
残り香を匂わせ
(Bメロ)
されど夢は競い
咲き乱れる宿命
その影で花は
哀しく散るだけ...水底の業火
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デモクラティック・シンドローム
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(Aメロ)
麗しき日を
奪いしほのお
おさなき心を
緋に染めてゆく
(Bメロ)
ふたたび交える
きみの指先に
伝う愛のうた
涙に隠して...彼岸花
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(Aメロ)
ふたりを分かつ
あの姉川を
悲しき運命が
くれないに染める
(Bメロ)
この胸に滲む
あなたの声音を
塗りつぶすように
落ちる愛の城...残英
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(冒頭サビ)
月に寄り添う鳥の声 甘くひびく調べは
ひとり君待つ夏の夜の 儚き夢のなごり
(Aメロ)
夕焼けが山に落ちるころ 祭り囃子が聞こえる
遠く揺れるあの篝火は 誰の心を灼くのだろう
(Bメロ)
薄い夏衣の 襟に染みる 橘のにおい
(サビ)
月に寄り添う鳥の声 甘くひびく調べは...夏の夜の夢
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嫌だね 振り翳した 理想に 足掻いて
見つけた 細い罅に 捩じ込む 正論とか
前行く 人の足を 引き摺り 落として
転がる 倫理観を 横目で笑ってる
スーツを着た 鉄の虚実が 今日も僕の 首を締める
搾った 言葉を 掻き消す 論争
お昼の ニュースは 続いてる
無力な 人の群れは 鎌首 揃えて
自由...デモクラティック・シンドローム
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春海
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