AsakiNo9 【0-9】の投稿作品一覧
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『覚醒のメロディー』
君が死んで十年経って
でも信じない他力本願
僕が生まれ何十年経って
まだまだ信じない孤立無援だ
無限のループにハマり
知らぬ間に 洗脳されてる
あの温もり思い出した
答え出せない素因誘因
あの温もり忘れた海馬は...覚醒のメロディー
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また始まった また重なった
また絡まった また広がった
また間違った また見送った
西の詩人が叫ぶ叫ぶ 「常識は敵だ!」
東の詩人は笑う笑う 「それすら常識になる」
ある日絵師が世界を壊して 「我々がダダなのさ」
別の絵師は世界を騙して 「アイツは低俗なダダだ」
そんな戦争の隙を見て
心の神がそっと...ダダタイダダ
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純白の朝を解いて
闇を裂いて飛べ
真っ赤に開く 愛の讃歌
やっぱりいつか お終いなの
永遠の一瞬を 奪う前に
また時間に 殺されるの
あなたにも 必要でしょう
後悔を 映すレイトショー
常に人は 未練と共にいる
アサガオ いつも愛とは不可解...「アサガオ」
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剥き出しインセキュリティー、或いは、崩壊前夜のワンダーランド
1A-1
あっという間に 詰んだ 人生
そっと目を閉じ 睨む 惑星
きっと元凶は こんな ご時世
ちょっと待ってよ 自我ーーー
1A-2
湧き出る欲望 争う渇望
従う切望 どれも陰謀?
戸惑う失望 躊躇う要望...剥き出しインセキュリティ、或いは、崩壊前夜のワンダーランド
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「ゲルニカ的な**」
1A-1
この世はまさにゲルニカみたい
何もかも無差別に 差別してる
私の顔もピカソが描いたなら
みんな真顔でバカにしたのに
1A-2
中途半端なプライドが邪魔をして
どうでもいい現状維持にすがりつづけ
使命感だけは強いはずなのに...「ゲルニカ的な**」
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楽園に対する定義とその副作用についての動画を作成しました。
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チイサナセカイの動画を作りました
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月刊MEIKO ~生誕祭特別号!~
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飛べない鳥の旅路より
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誰かの憧れが強過ぎた ヘブンデイズから抜け出そう
僕らに残された時間には限りがあるから
飛び方を知らない頃は幸せだった?
無い物強請りに蝕まれずに済むから
いっそ「飛べない」と言い聞かせてくれ
あなたが言えば 全て信じてしまうから
いつの時代も 理想と現実は共犯者なのさ
フライ フライ 羽根は無くて...飛べない鳥の旅路より
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前略、世界平和殿
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Aメロ
また今日もどこかで
誰かが 誰かと
愛し合う数と同じだけ
誰かが 誰かを
殺し合っている
矛盾ばかりだと
宇宙が嘆いてる
Aメロ
腐敗して行く政治...前略、世界平和殿
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8月が来る度に僕は切なくなる
平和の鐘を聞く度に切なくなる
今でも戦争はどこかで続いてる
それが現実だと諦めてしまいそうで
国の為だとどれだけの兵士が信じた
本当はその国に住む家族の為なんだろう
ありがとうとごめんなさいを今もくり返す
でも最後はさよならと決まっているんだ
普通のカレンダーでは捨て...ボツネタ4「永久カレンダーに託した願い」
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グロテスクな太陽と僕との距離感が未だに上手く取れないんだ。
それの何が悪いのかと尋ねられると上手く答えられない。
ただ僕の心は宇宙で最も暗い夜明け前で時間を停止させられている。
手を伸ばせば自分の手さえも見えない暗闇に。
もはや瞬きしているのかさえ分からない暗闇に。
前も後ろも、昨日も明日も分からな...バラ色の夜明け~ショート・スト-リー~
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3.11 僕は何をしていたのだろう? そして何をしただろうか?
もう1年と8ヶ月が経つけど、あの日から多くの被災者はまだあの日に取り残されている。
まだ行方不明の息子、その便りを待つ続ける母親。
数キロ離れた遠くの街では何事もなかったように忙しい風景が流れている。
当たり前だよ。日本全体が立ち止まれ...「生命の賛歌」~ショート・ストーリー~
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あの頃の僕が 今の僕を追い越せないと泣いてる
それを見ている明日の僕はどう思っているかな?
カレンダーを捲る度 いつも思う事がある
僕はあと何枚のカレンダーを捲る権利があるのかって
最後の月を迎えた頃に「幸せだった」と笑えるかな?
サラサラと銀河が銀河を食い尽すように 僕が僕を食い尽してく
そんな夢...ボツネタ3 「僕を葬る旅」
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古びた昭和と潮風が混ざる商店街
「さよなら」を何度言ったんだい?
落書きだらけのシャッター通り
路地裏の影に潜む敗戦国という烙印
「サヨナラ」と何度呟いた?
街路樹に並ぶ桜たち
僕の血は誰のモノ
父の骨は思った以上に軽いな…
空にいろんな色があるように
父にもいろんな顔があったらしい…...ボツネタ2 「Blood and Born」
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『hole in black bird』
ブラックバードが夢を見ました、とても素敵な
どんな夢だった? と尋ねたら笑いながら
赤い雨に打たれ続ける夢だったそうです
その雨はとても心地の良い、温かな液体で
心まで洗い流されたみたいで、すっかり赤く染まった
それのどこが素敵なのと尋ねた...ボツネタ 『hole in black bird』
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「美しき代謝」
D1
太陽も月も ひとつしかない理由
欲張りな僕を 孤独にするため
地球も宇宙も ひとつだけ
僕の詩の方が 多いのに…
A1
敵わないことばかりなの 伝えたい事ばかりなのに
良い言葉が見つからない 君は今何をしてますか
B1...美しき代謝 -歌詞-
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<少年Aの証言>
人が生まれ変わるとして
僕は今まで何回くらい死んだのかな?
そもそも僕は僕で居続けられたのかな?
ある時は貧しい国で生まれ幼いまま死んだり、
ある時は激しい戦争の最中で志半ばで死んだり、
顔や性格や時代や生まれ育った国だとか、様々な違いはあるだろうけど。
どれだけ愛し合ったのかな?...美しき代謝 -ショートストーリー-
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あの頃に戻りたいなっていくら願っても
時間は戻ってくれない To the splendid future
あの人は今どこで何をしてるのか知りたい
そんな些細な願いさえ叶わない現状でも
まだ生きているよ Give me power to believe
目に見えないものは信用できないの
欲しいのは確か...To the splendid future
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何度も読み返した小説に書いてあった
「愛とはこの世で最も美しい存在」
だから僕はその小説に火を点けた
でもやっぱり灰しか残らなかった
愛が砂漠で獲物を待ち続ける蟻地獄ならば
諦めるしかないね
僕もいつか死ぬ ただ早いか遅いかの違いだけさ
ただ後悔があるとすれば
もう一度で良いから君と一緒に冬の星空を...snow by snow ~ショート・ストーリー~
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1969年。
「そう遠くない過去の話でしょ? でもそうね、あなたには歴史的に遠すぎる過去かもしれないわね」
母親の姉が乾いた笑みを浮かべながら言った。
学生運動が盛んだった1月、母親の姉が当時付き合っていた男が逮捕された。
「そんなに珍しいことじゃないわ。だってあの現場にいた殆どの学生は逮捕されたの...Ace Kileer '69 ~ショート・ストーリー~
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A
最近、情緒不安定に苛まれているんだ
何のための人生かを考え過ぎちゃって
もう慣れたはずなのに
最近、情緒不安定に飼いならされてるんだ
誰のための人生か分からなくなっちゃって
夢の中でも殺し合った
B
ハートのエースがジョーカーに変わる瞬間
独り善がりしている最中に気付いて泣いた...Ace Killer '69 -歌詞-
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僕が彼女から貰った空は、今まで見上げたどんな空よりも聡明で
どこか儚さにも似た限りなく純粋に近い蒼穹色に輝いていた。
ちょうど去年の今日 11月5日だった。
僕の家族が別々の人生を歩む日を迎えた。
僕の心の中には白黒の8ミリビデオのような画質の粗い思い出たちが流れていた。
海水浴に行った日の映像。山...空切りシザーズ ~ Dear★Super☆Star ~ ショート・ストーリー ~
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そっと目を閉じて 空を切るときの音だけ感じてみてよ トゥルル・・・
きっと今夜だって 私は空を切り続けるよ あなたのために
なんか嬉しそうに トゥトゥトゥ トゥルル・・・
水平線を切り目に見立てて 大地と切り離そう
雨雲の甘い誘惑部分だけを ためらわずに切り裂こう
そうすれば 君を 傷付ける人...空切りシザーズ ~ Dear★Super☆Star - 歌詞 -
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「後悔したくないと思っているうちは、まだ子供なんだよ」
今考えれば、その言葉が父親の最後の言葉だった。
それが結果的にそうなっただけなのか、予めそう決めていたのかまでは分からないし、
それはもう一生分からないことなのだ。永遠に。
父親が死んでもう20年という歳月が過ぎ去ってしまった。
時間とは残酷な...楽園に対する定義とその副作用 ~ショート・ストーリー~
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Aメロ
「後悔したくないと考えてしまううちはまだ子供なんだよ」
そんな言葉残して僕らのお父さんはこの世から出て行った
Bメロ
君が来世だったらどう思うかな? 魂の場所探すかな?
時代のせいにしてると「ドウジョウシマス チュウイシテ クダサイ」
サビ
楽園に行きたいな そんな妄想に逃...楽園に対する定義とその副作用について
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昔、この町にも鬼を愛する人が居た。
町の人々から疎まれ避けられていた。
しかし鬼を愛する人は、とても優しくとても笑顔が素敵な女性だったと言う。
毎年夏が来る度に祖母はどこか遠くを眺めながら寂しそうに話してくれた。
この町の近くにある郡山という名の山に山賊が居た。祖母は山のある方角を指す。
しかしここ...鬼を愛する人 ~ショート・ストーリー~
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鬼を愛する人
夏の有力者が嘲笑い 僕の抜け殻に教えてくれた
「そんなに都合が悪ければ 全て鬼のせいにすれば良い」
そんな偏見を逆手に取り 僕も彼をそれと呼んだ
どんよりとした曇り空が 心地良いと嘘をついたね
過去を愛する人は 幾ら泣いても 上目の優しさが好き
人間を愛する人は 心...鬼を愛する人 -歌詞-
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