ブックマークした作品

掌でなぞる頬
君の春に触れて溺れていく
薬指の先絡めて
肩を寄せ合って真夜中を待った
眠りにつく街の中で
二人は違う地図を描いて
空に浮かぶ鯨を見上げた
透明なガラス瓶の中
僕らが交わし合う言葉だけ
ほろ苦いマーマレードみたいに...

前編はこちらです
https://piapro.jp/t/zyL8
今回は後編となります。張り切って参りましょう。
3⃣日本語で遊ぼう
　歌詞にはミーニング呼ばれる技法があります。端的に言うと同音異義語を用いた言葉遊びで、これを極めるところまで極めたのがずっと真夜中でいいのに。のACAねです。ミーニ...

本日の教科書
ジェラシー契約／白百合と雨
リリックライター：LanaMay
参考書（前編）
シュガーコート /DAZBEE
雨とカプチーノ/ヨルシカ
HERO/影山ヒロノブ
参考書（後編）
勘冴えて悔しいわ/ずっと真夜中でいいのに。
いきもの失格/あさきのくりむ童話...

にゃんきーにゃいと　ぐんにゃい
中二病にゃおらん　病んでる時間もにゃい
にゃおらんけど　にゃんとかなってんにゃん
にゃっていにゃいな　チャンジャと不安でじゃんじゃん飲んで
にゃんにゃんやっちゃって　ふらいでーふぁんきーにゃいと
さんにゃいず　ぐんにゃい
中二病にゃおらん　デッキも邪眼もにゃい
にゃい...

救えないわMiss Jekyll　こんなもんじゃ
私が憎いならちゃんと殺して
目蓋を炙って骨も刳り抜いて
両耳を切り取って抉って早く
暴かれたい　La La Lie La La Lie
胸の中巡る血は
貴女に愛されたいのに
分かっちゃいないのね
アバラを折って　肺を刺して
子猫みたいな無邪気さで　ほ...

潮風が吹く　波打つ
錨を上げる　僕らは行く
水面を弾く　飛沫を上げて
僕らは長い旅へ向かう
嵐を超えて　霧の中を進む
賑わう港　降り注ぐオーロラ
季節を超える　カモメ達と歌う
旅路は　何処まででも
さぁ　此処から長い冒険へ行こう
どんな英雄にだって負けない夢広げて...

吐き出しそうよ　もう飽きたわ
首を吊るしてよシャンデリア
カボチャの馬車も魔法も要らない
堕ちて貴方と砕けたい
お口の中で蕩けるだけのバニラやチョコレートじゃ嫌
蛇腹の鞭で茨の棘で息ができないほど縛って
絡め合う舌の裏の裏も　唾液の一粒さえ残さず焼き尽くして
嗚呼シャンデリア　この首を吊るして　未来...

栗色の髪　青白いライトの下
血の管みたいなダクトホースを見上げた
斑模様の煤で汚れた出来の悪い隠れ家
泣き腫らすシェルターで耳鳴りは止まない
鼓膜を刺す痛みを誰かに渡せたなら
少しは優しくもなれるのに
カーテンコールは来なくても良い
サイレンとシガー燃え尽きるまで
透明なまま此処で漂って埋もれて朽ち...

闇に魅入られたペルセフォネ
今宵、禁断のザクロに口付け
酔いのキャラメルは蜜の味
このまま 堕ちれば リビドーに染まるの？
蟻地獄の毒牙に教えられて
鎖繋がれたまま宴は続くの？
愛の本能はアドリブで
求め続ける渇望の体燃えて溶けゆく
二人のリズムで罪に溺れるの
満ちては欠けてゆく...

歌詞書きさんにとって大きな悩みの一つであると思われる譜割りの伝達方法について、試しにやってみたらわりと良い感じな気がしてきたので共有してみたいと思います。作曲の方も歌詞募集する時にMIDI上げていただけると僕みたいな譜割り大好きマンが譜割り打ち込んで持ち込んでくるかもしれないのでおすすめです。
本日...

全てを包み込んだような
紅（くれない）色の街
銀杏の絨毯の上で
芋を焼いたさ
青さを忘れた空は
足元を暗くする
いつもの調子でいた
車のランプ
まだ遊び足りないんだ
ちょっと待ってくれよと叫んで...

空っぽで底が抜けた
棘のような苦みがまだ絡まったまま
まだまだ子供だねと　君が笑う
溺れそうな雨にも虹が差すように思えたんだ
洗ったばっかのシャツ
へばりついたってかまいやしない
喚いたってどうせ誰も見ちゃいないだろ
割れたアスファルトの上
二人乗りの自転車で見上げた空が
全部だって良いのに...

煮え立つほど暑い夏の熱が
体中の汗にへばりついている
まとわりつく気だるさも弱音も
抱えたまま踏みしめていけたら良い
もっと高く　もう一歩前に
鞭打つほど軋んだ体
飢えた心の空腹は
まだ埋められやしないや
挑戦者よ奮い立って
何度躓いても　歓声は無くても...

DIE!!! DIE!!! DIE!!!
KILL THEM ALL!!!
KILL THEM ALL!!!
KILL THEM ALL!!!
DIE　島国のJAIL
DIE　傅くSLAVE
GO TO HELL!!!
尻触るPIG
DIE　井戸端のBITCH
WE’LL KILL THEM AL...

変わらないよねって懐かしい声で
怒らないでよって笑ったりしてる
聞きかじったどんなゴシップなんかより
あなたの事を分かってるつもり
埃をかぶったままのテーブルを
あなたは指でなぞったりしてる
くだらない事ばっかり覚えている
あの日の意地なんてもう忘れたわ
しわくちゃになった写真みたいなもの
色褪せて...

もしも今まさにその指先が
シルシを迷っているのなら
選ばないで全て並べてみて
思い浮かぶものを見つめて
そうね今だからその唇が
コトバを探っているのなら
躊躇わずに全て落としてみて
願い募るものを感じて
気持ちに張り付いて現して
見透かされるのは怖いかも...