かぼちゃを下さいの投稿作品一覧
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あなたに逢えるかと 昨日
瞼を閉じてみたばかり
呆れているかな それとも
さよならを云いに来ました
平気だなんて口にして
だけど本当は 嫌だな
もう少し あの人に
もたれ掛かって 話をして
あと少し その腕で
ぎゅっと抱いていてほしい...瞼
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誰かに出逢う度 浪費する心は
惜別のために 殺がれてるようだ
路地裏の猫たち かわいらしい模様
なにかが怖くて 泣いているようだ
瑠璃色の指先に挿す
左手薬指にアカイロ
揺らめいて漂う先に
君はゐるのでしょう?妄想中。
お慕いしています。
秘密が移ろう時だから...はつ恋、純情中。
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さよなら以外 云うことは無いのかい
心臓の操り方がわからない
安売りされた 神様に呆れては
綺麗でもない 一生に縋った手
あの優しさは致死量だった
苦しむ前に君の凶器で
僕を切り裂いてはくれないか
たとえ忘れ去られてもいいよ
構わないのさ 救世主(メシア)が居なくても
君の手口で 息を 絶やして欲し...rip
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リーベ、僕のことなんて忘れてしまってね。と、嘘を吐きました。
「そうね、それが一番ね。」なのに君はどうして泣いたんだい。
リーベ。
くたびれた劇場で絶え間なく、ピエロは笑っていた。おどけながら。
この口はいつだって、容易く「滑稽。」と吐けたんだ。云えたんだ。
あまりにも、あまりにも、美しく眩い光。
...劇場のリーベ
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冬のにおい 雪のしらせ
感じる頃 君はやってくる
まばらに散る 白がやがて
地面を隠し 賑わい出した
あかいマフラー 編んで プレゼントしたら
君はきまって 少し笑った
おてて繋ぎ おうた歌う
今年もまた 君がいてくれる
ひとり おうちで
食べるミートパイも さみしくない...スノー・マン
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「御涕一ツ頂戴。」
「不幸は二ツ下さい。」
おやおや、又随分 貪欲でいらつしゃる。
此方は今日も宴
絵空事等、宜し。
あヽ、其奴は肴に 持つてこいぢやあないか。
雨の日の 闇に潜む
鬼の町 行つちまへば
まう弐度と 戻れぬと謂ふ。
見つからぬ様に 御注意。...鬼
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「眠れないの」 あなた 心配そうに
大きな掌で 髪を撫でたね
やさしくするけれど 痛いんでしょう
似てきた掌で そっと触れたの
ああ ああ
寝付けないと あなた 子供みたいに
何かしら話していたがったよね
面白い話を聞かせて、だとか
怖いのは嫌って 云っても聞かない
煩わしく思えたこと 面倒そうに出...D.D,W.L
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肺の奥の奥で 繰り返すパレード
鳴ったシンバル 息ができない
踊り踊る踊れ もつれたその足が動かなくなるまで
寂しがり屋の兎は もう
碌に生き残れもしないぜ
アネモネの花は あなたの餞に
アクセル壊した 坊やは夢を見る
此処にヒーローなど来ないのに
効かないブレーキ まるでお笑いね、と
誰かの耳打ち...拳銃と英雄
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僕の ついてない話
笑い飛ばしてみたいんだよ
指先からそっと でもきっと溢れ出す
つまるところの、愛。
ちぐはぐな 手拍子に乗って
足を取られ 踊る
滑稽な かわいい靴に
傷→キス 傷→キス 繰り返して
幼気な イメージトレーニング
舵を取られ 泳ぐ...Clap Luck Step!
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浮かぶ 閉じた瞼 あなたの手 滲んだ 憧憬
意識 遥か遠く 感覚は そこに残したまま
昔 聞いた話 なんだっけ? もう一度 教えて
意識 繋ぎ合わせ 繰り返す 忘れずにいるため
これにて。
わたしが影なら あなたは光
寄り添う 口実 使えなくなるね
笑ってみて。
沈む 重い躰 水の中 泳いだ 錯覚
...雨と意識
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寂びた プールサイドの 無粋なギター
小洒落た Jazzyに酔って
キスを 交わした君は 何者なのか
また403エラー
嘴に嘘 ブラックアウト
かわいい夢の 亡骸
早く連れ出してくれないか
荊に傷痕 癒せはしないし
その35.8℃
素肌が覚えてしまう前に...35.8℃
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もしも あなたを海が
深く沈めてしまったら
投げた四肢に 体温を 削り取って与える
灰を 悲しい風が
遠く攫ってしまったら
冷えた骨に くちづけを 繰り返して眠ろう
降り注ぐ光が わたしを照らしても
風化したそれでは 呼吸ができなくて
あの器具で生かして
有り触れた気休めで良い...光合成
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聞こえないふりでこれっぽっちの溜息さ
奪って走り去ったありったけの強靭さ
もうこの刃じゃ何も貫けないと示唆
そのような掌なら温かくても厭
喧騒が突き破る その内きっと楽になる
瞼の裏で思い出す 君の顔だけ思い出す
お願い 嘘でも愛でも誤魔化しておいて
まだ時間が足らない この前髪を切りたくない
それ...さよならのリズムで
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消えないラインを大事に抱えて
今日も愛情を買いに行くんです
小さすぎるバスケットなんかじゃ
受け皿にもなりゃしないってさ
息継ぎの速度がいつもより早いね
絶え絶え感 浮遊感 このジンセーにそっくりだ
かくれんぼしてあげよう
君の世界をやさしくしてあげよう
「そんなことない」が時間切れなのだ
とっくの...ツギハギライン
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今日もまた 忘却して口付け
息をする暇さえ 無い
甘い蜜を交換するように
お互いを満たす演技に明け暮れる 嗚呼
温もりを誰かで代用して
補えない空虚はナイフ あたしを切り刻む
知らないで あたしの弱い処
息なんて出来なくて 好い
苦い毒を掻き消してくように
これで満たされてるとあたしを誤魔化して...Lonely breath
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あちこちを染め上げて
腐敗した道をいく
何も見えやしない
雷鳴が響くだけ
ああ 埋もれているのは 誰
役立たずな脳が理解をしない
赤い ヽ ヽ 宵
青い ヽ ヽ 空
白々しい 薄い縁
さあ いらして 暮れる前に...お迎え捜し
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Do you have any plans this evening ? ho,ho.
I want to get to know you better. Fuu,Fuu.
あの時 君と目が合った
瞬間から 熱がほら
体の中消えずに どうにかなりそうなの
わかってるわ この気持ち
どんなことかくらい...tell me darling
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愛想笑いはいつも僕を護るの
嘘を吐かない時はいつも怖いの
誰も触れないように奥にしまっておくの
寂しくないの 言い当てなくて良いの
その爪先が いつしか伸びて
僕を切り裂きに来るんじゃないかな
そうなる前に 僕はナイフを
研いでおかなくちゃ 駄目
ない ない ないんだ
強請り続けた理想...愛とナイフ
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はらりひらり打ち付けられた
椿の赤が良く映えます、と
砂利にふれるよな貴方の手
花弁摘んでなぞる綺麗な指先よ!
一しきり其に見惚れたら
丸で 貴方のような花です、と
泣き出しそうな想い押さえ
尊い記憶辿る 花言葉
あゝ お別れの景色 浮かんでは消えて 拙い科白を 悔やむことすら
赦されないとは知って...椿
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純情 掠め取って 成長
あなた 惜しみながら 排他
マイセン 存じ上げてません
交錯 それはしない 約束
デタラメ クラクラ グラサージュ
案外 意味無い そのコサージュ
不確かな確か追い求め 間違った秩序追い払い
逃げ出す酸素も追い越して 君の元へ 君の元へ
道に迷ったら原点に 帰りたくなったら玄...デタラメ少女
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冷えた心の臓 拾い上げて
壊れかけた轍を踏む
朽ちるまでのカウントダウン
愉快に弄ぶタウン
幸福なふりをするには
余りに困難な降伏
かなぐり捨てることさえ
Mr.Rabbitにお似合いな
Mrs.Labyrinthの求愛
君の中の善も悪も 選べないのならば...Mr.Rabbit
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詰め合わせ
seasons
少年少女モラトリアムズ
尖る
兎角変わらぬ恋の道
月喰い
遠距Re;恋eye
ぐるぐるり
mama
Time waits for no one....junkbox