ブクマつながり
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捨て猫の隣で 私は泣いたまま
頭に絡みつく 行方も知れぬ 君の声が
手のひらの大切な思い出が 溢れ出す
さよならなんて言わないで
ねぇ 嘘だと言ってよ お願い
手探りの世界 迷い込む私を
拾い上げてくれた君だけが 私の希望
あの日から ずっと、一緒、願った
ひとひらの恋心 花束は溝の底
首に名札を...パラドックスガール
南ゆに
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人が寝静まる深い夜
六畳一間のボロアパート
そろりそろりと白い魂
ドアの隙間から忍び込んだ
くらりくらくら酔い潰れて
ふらりふらふら千鳥足で
やっとの思いで玄関前
あれ?おかしいな物音がする?
もしや空き巣か?盗るものなんてないよ
あるのは冷蔵庫の中の...部屋の中おばけ 歌詞
はらゆう
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飾られた君の声 惨劇は仕組まれた
滑稽な僕たちは 皮肉を呟く
幻覚が僕を襲う 残響だけが残る
惨酷な喪失者 最期に何を想う
赤い烽火、青に染めて
意識さえも盲目の海に投げた
色が美しくて
忘れはしないさ
赤い供花、青に染めて
淘汰された盲目の海に咲いた...歌詞 - 白、白、惨禍の淡色
shima
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日は暮れて月の向こうの 相席は偶然じゃない
机上揺れる虹色の火は 沈黙を彩る為だってさ
並んだ皿にフォークとナイフ 君と僕共同作業で
盛り付けるのはもちろん言葉 世間じゃ「会話」と呼ぶんだそうだ
「鮮度が命なんだ。」「タイミングが重要なんだ。」
お調子者が言っていたっけ「全く同感だよな。」
何でもい...テーブルトークマナーズ_歌詞
さくらば
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あの頃に戻りたいな
いつのまにか消えてしまった
軽はずみな代償を
あの頃はきっとさ
煌めきをなくしたことにさえ
気づいてなかった
さぁ こっちおいで もういいかい
鬼さん 鬼さん 手のなる方へ
なんて 落ちていく
あぁ 痛くて 痛くて...宇宙は翔べた
490
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何十回何百回繰り返す 非日常な音階の羅列
転がるように流れ込む言の葉の大洪水
LRから脳に浸透 挟み撃つ空白と衝動
1/16で斬り刻んでは膨張
異端的スタンダード
時代を創り出す波形
懐中で散らかるアイデア
奥底で蠢く才能と踊れ
色褪せない記憶とデータの中
目を瞑ったまま泳いでいこうか...ロンリーグレイ
ノイ
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息を止めてみたんだ死んでしまうまで
だけど生きていたんだ臆病者だから
深い眠りについた君の横顔を
見て思い出したんだ昨日見た夢を
ピンクのイルカがさ
君を背中に乗せ
海を泳いでいるんだ
幸せな世界で
いつか水族館で水槽に手を当て
「海の中みたいだ」って君が笑っていた...ピンクのイルカ 歌詞
はらゆう
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あぁ無為に無為に過ごしては
あぁ堕落ダラくだらないな
あぁ乾涸びた自分には
なぁほとほと呆れたろ
あぁ重たい体起こし
あぁ街へ出歩てみりゃ
あぁ虎の威を借りては
ええかっこしいの烏合ばかり
ただ無性にただ無性に
切なさが胸に込み上げて...やぶれかぶれおどれ 歌詞
はらゆう
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5℃
午前五時の
白い空気飲み込む
車線は凍りつく
向かい合った
感覚を忘れて
狭い世界
漕ぎ出す
からまってしまった
頭は治りそうかい?...【GUMI】 5℃ 【オリジナル】
おかゆ
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あんたら腹が減ったら
飴を舐めりゃいいよ
砕かないように舐めな
色が変わるやつだから
遠くの街で暴動さ
この飴一つで戦争さ
あたしゃ関係ないけれど
酷い話だね
先回り 電柱の陰で 強請るのは紙芝居
ほら 空から空の包み紙 大盛況...良い色の飴
ロレロ
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彼方に求めよ
光を
絶えざる此の受難と
『蒼天に張り詰めたManiere noireの刺繍、
或いは千億の嘶きに他ならぬ沈黙の鍍金』
『硫黄に焼かれ煌くEngravingの彩文』
『決定論の絶え間なき再帰性』
『毎秒の審判』
『宇宙の瞳に沈む鏡像』
『虚無と釣り合う数式こそが...劫の韻律
廻転楕円体
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ひかりがさして
手を引かれ 劇場を 出たのが分かった
泣いていたから
あらすじも 結末も 忘れてしまった
機械の星は 結局どうなったのかな
光が差して 窓辺を見遣ると 飛行機雲が 校庭へ伸びた
眺めていたのは きっと私だけだった
会議の趣旨は いつしか泳いで 賢者を讃え 言葉が踊った
祝福に満ち ...[レイトショーの悪魔] 歌詞
物煎餅
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そう、例えば胸の奥に痞える異物のような
掻き出せない悲哀の粒はこうして胃酸に乗せて
うなだれる曇天に
怒鳴り声と架空生物の横顔
酷く不器用な君の手つき
この街のどこかで
大丈夫さ、僕らは生きていける
灰色の雨が止まぬ世界でも
遠雷が光って今、始まりを告げるんだ
さあ未来を揺らせ...ゴーストタウンRPG歌詞
Eight