ブクマつながり
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青海原 駆ける 黒き翼の鳥
お国のためと 死んでいく 我が友の次はこの俺だ
人は一度は死するもの 悔いはない 悔いはない…
さぁ征こう 帰らぬ男と俺はなる
「太陽ハ昇ル」朝日を受け煌めく機体
あゝ美しきかなこの世界 あゝ残酷なりこの世界
水平線 駆ける 孤独の操縦士
思い浮かぶはかざぐるま あの日に...太陽ハ昇ル
crime edge
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A
花は花として 生きるわけでなく
さらば散りぎわも 清く凛とせん
肌に映えた紅(べに) 瞳濡れ羽色(ぬればいろ)
数度見瞑(すうどみつむ)れば 嗚呼…
時はゆるゆらと流れよう
B
零れゆく吐息
柔(やわ)く受け止めて
みだれた髪に触れて 触れて…...風偲花伝
隅師医 唖漣piaproptBh4V
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鷺よどこまでも飛んでいけ
おまえは自由なのだから
高い建物をよけながら
鉄塔をいくつもくぐって
ダムの谷を渡り
みなかみを越え
景色のあるほうへ
たまには田舎の沼なんかで羽を休めてさ
ちょっとしたら飛んでいけよ
おまえは自由なのだから...鷺へ
漆烏
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1S)藍空(あいぞら)燃(もゆ)るほどの花嵐
募る想い彼(か)の人へ降らせて
一片一片(ひとひらひとひら)に愛しさを
綴るは深い卯月、花灯り
1A)胸に忍ばせた幼心
一夜一夜毎(ひとよひとよごと)濃く染まり
かたく結んだはずの唇は
ひとつふたつと声零しゆく
1B)瞬き一つ吐息一つ
夜風の波が記す想い...花灯り
のの
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群青の絵の具 乾いた筆に乗せて
一筋 描いた雲が 御空の瑠璃に溶ける
汽笛の声を 潮(うしお)の風が運ぶ
濃紺の水平線に 光が
朝陽の生まれ落ちた 刹那の時に
悠久の空も海も 朱(あけ)に染まりゆく
白んだ空に 蒲公英の綿毛 揺れる
日傘のような羽を広げて
微かな吐息 それが 移ろう合図
小さな気球...うつろい
鈴本キョウコ
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夜露に濡れた叢に
我が身を潜めて
誰を待つ
愧赧の念に苛まれ
我が身を潜めて
誰を待つ
ああ故人よ
今一度あの頃の
面影なくとも今一度
己と話を交わしてくれまいか...月に吼える
momiji1225
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A[男性パート]
君は しゃらり、しゃらり、衣擦(きぬず)れを
遺して逝った
明けを待たず 月へと帰る背も
見せてはくれず仕舞いで
B
触れた手の ぬくもり
薄れ尚更 狂おしくもなる
嗚呼...赫奕の夜、金の涙
隅師医 唖漣piaproptBh4V
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十六夜(いざよい)に浮かぶ美雲(みくも)の華
夜の海に流るる宵の月
遊郭の奥に続く道を
提灯や行灯(あんどん)が淡く照らす
鳥が鳴いて飛び去るように
僕の元から消えた君の影
あの日見た遠ざかる君の後ろ姿
切なく揺れる恋の花
歌え踊れ声を響かせ
もう会えない君にも届くよう...孤独ノ宴
空気雲
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虹色の鱗粉 生と死を振り撒く
一対の無垢なる翅 神の蝶が舞う
有限と無限の彼方
星星の歌が熄(や)んでも
冷えた銀河渡り
美しく飛びつづける
哀しみも瞋(いか)りも迷妄(まよい)も小さな喜びも
すべて溶かして
虹色の鱗粉 生と死を振り撒く
一対の無情なる翅 神の蝶が舞う...常世之蝶(曲募集中)
uota
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薄紅の花びらは ひとひら街に消えて
見上げれば曇り空 切り裂く燕一羽
巡る季節に 昇る朝陽に
過ぎ行く時に 脅え続けて
芽吹く翠は 未熟な胸ざわめかせ
雨上がり そよぐ風 香り立つ土と水
踏み出せば水鏡 砕け散り輝いて
戦うように 血を流すように
寄...杯
よあけ
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泣いた金魚を空に放して
一瞬だけの 夢をみた
花火みたいに消えていった
見上げて 探す 夏の色
ビー玉 覗けば 青と橙 染み渡る
言の葉 ひとつ
風に結んで あなたへと
泣いた金魚を空に放して
一瞬だけの 夢をみた
花火みたいに消えていった...金魚花火
はこの
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あの水泡がはぜるまでに
十数えられたら
明日は晴れる
この珈琲が冷める間
本を読みきれたら
飴を食べよう
ささやかなまじないを
夜毎かける
あの秒針がまわる間
息を止められたら...(((non title)))
吹憐
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きみが零した涙の粒
真珠のように光を抱く
糸に通せず散らばったら
澄んだ音色が響いた
優しい海に背き
わたしはここで歌う
痛みを流せぬなら
わたしにも分けて
この胸にきみの背を
縫いつける夢を見る...バロック~人魚の水槽~(曲付)
遠野音
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A
宵の口に朱き陽を見て
遙か古(いにしえ)に想い馳せる
砂の一粒が積もる末に
つのる頂(いただき)を仰ぐ調べ
B
せせらぐ流れは留まらず
やがて龍 昇る滝と成る
S
変若(をつ)とふ水へと身を禊(みそ)ぎ...鬼影剣舞
隅師医 唖漣piaproptBh4V
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《S》
探しに行こう 写真の景色目指して
雲が流れて 飛んでく方へ
《A》
どこかで見たことある 青い写真取り出して
眩しく火照る外へ ふと踏み出した
《B》
飛び石伝い 日陰たちを繋いでいく
星座のように(果てなく)
知らない町の知らない駅...『voyage』
ふたみん
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繋いだ手のひらから
伝わったその優しさが
今の私を支えてくれる
生きるよろこび
生きる理由を
私に教えてくれた
ここに在る自分に
背中向けずに
今残された時間を
見つめるために...Song for you
momiji1225
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1A
爪先 はがれたバーミリオン
見つめた午前0時
まだ 画面を迷う指
真昼の 夢はいいこと無しの
終わらぬエンドロール
ねぇ だから会いにきてね
1B
切りすぎた前髪 枕のにおい
ああ 昨日に似た今日の今がすぎない...深海グリーディーガール
いちはる
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キャンディーの包装を剥がすように
君は 嘘を簡単に見抜いて
だって嘘も本当かどうかも 誰も知らないんだから
すなおな言葉は嘘くさい上に
猫をかぶっているように 聞こえるさ
雨が降り続く 軒下の猫
遠く耳をすませば 誰かの話し声がする
さぁ親切な屋根に挨拶して
ぬるい布団で休もうよ
シャンデリアの鋭い...猫の雨宿り
なまぎ
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(A)
夢追い掛けて
自分探して
涙流して
心、傷付けて
(B)
誰かの為に生きるなんて
かっこいいセリフ言えやしない
自分を今生かすのに精一杯で
周りなんか見えちゃいないんだ...夜咲花
田平美嶺@太もも大好き変態P
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世界中の蒼をこぼして
誰かが描いた夕暮れ
防波堤に寝転んで
半分の月を見ていた
深く沈んでいく一日だ
その境界に何を見る?
どこまでいっても悩ましい
そんな僕らにさよならだ
夏を告げる風が吹けば
会えない理由はないし...僕と宇宙とボールペン
ますぽん
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目を閉じて
夢を見た
なにもかも
素敵な世界
鳥の消えた合図と
繰り返した忘却
泣きながらその
愛しい名を呼んだ
ああ、桃色のうみに
沈んでゆくあなたを追って...loop
ziu
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アモルナ リオーナ
聞かせておくれ
金の小鳥の独り言
生まれなかったお伽噺は
いつの夜明けに歩き出す
テルミア ルガート
教えておくれ
シュガーポットの片隅で
囁くならば時計の針も
立ち止まるような不思議な話...小鳥売りの歌
吹憐