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32件
確かに感性に 触れたのに諦めて
似合わないかなと 着もしないで 秘めて
今 着たいものを着ないで 返還して
「いつか 着れたらいい」に 変換して
そのいつかが来る頃 きっと
旬は終わっているの
変身願望未満の
「変わりたい」は 芽吹いているのに
鍵を握ったまま 扉を眺めている
色洒落て 色戯れて 色...fashion code
かしこ。
甘い蜜を吸って
吸い尽くした頃合いで
目も見ないで 姿を消す 手口で
無邪鬼なまま 積み上げた
罪に問われない 罪上げた
生きるためと 誰かさんに 言い訳した
灯り出したランタンと
口に含んだブラウニーチョコ
見つめ合っているのは 新たな良い人
愛らしく 見えるように 毒を隠して...airashiku
かしこ。
光へ続いていく 行列に
逸れないように 影並べた
繋がない指先は 少し冷えて
行き場を失っている
均衡が崩れていく 音色は
随分 前から 気づいていた
屹度 あなたは 噺の閉じ方を
もう決めているのね
汗をかいたフラッペ 食べないわたあめ
クラッて 眩暈して いつもの夏なのに...夏模倣
かしこ。
混ざり合って 分かち合って
校舎に伸びる影
連想をしてみた 未来
戻せない秒針 限られた時間で
僕らは何を見つけるのだろう
見えない答えを探して
また両の眼を腫らして
今日も 青に染まってゆく
Step 手 手 鳴らせ リズム刻め
Dance ta ta ユラせ 胸躍れ...アヲ
かしこ。
PM5:00 差し込むオレンジ 部屋に斜陽の影は落ち
脳裏のセルロイド・フィルムに いつかの2人が ゆらゆら
姿見に虚る 間抜け面 時計の針は 数字を食む
生産性のない日を重ね また貴方が遠くなる
ぽっかり空いてしまった穴 塞ぐこともしないで 眺めている
何を期待して 何か期待して 今日も時はツマ...blanc.
かしこ。
誘き寄せられた 甘い あなたの背中
蜜に触れた頬っぺた 嬉しい 私
色づいていく 街路樹を指差して
微笑い合って 繋ぎ合って
それだけで良かったのに
想いの重心が 微かにぶれて見えて
千切れていく雲に ふたりを重ねた
見えないものがほしいはずなのに
見えるもの 触れるもの
そればかりが 胸に刺さ...イロアワセ
かしこ。
吸ったこともない煙草 火をつけて灰を吸った
案の定 咽せる惨状 虚しくなって
君が置いていったもの 手に余るものばかり
煙草も 何もかも 部屋の澱になって
飲みかけのココア 否、ショコラ? 寝そべったソファ
要らぬ心が またgrow up? 横たわるフロア
私は何を待つのか 目が合ったドア
「おかえ...続編
かしこ。
貴方の心音が 紐解けずに 蔓延る 焦燥の蔦
余計な言葉は 泡の様に 左脳の片隅へと消える
色彩を失っていく花弁は いつからか 終止符の匂い
貴方は心の部屋の中 理由を 隠し 鍵をかける
手探りの会話 裏目だ
気後れ気味で surrender?
乾いていく花も 綺麗で 可憐だ
曖曖然 昧昧然とした 思...浅瀬の音楽
かしこ。
影が濃くなる街並み 帰り道は下りのスロープ
昨日みたいな 失敗を潜って 見えぬ兆し 鉛の足
今日は何色にしましょう?って 無理難題に戸惑い
手持ちの絵の具で 色選び 派手にミスマッチ そしてミスタッチ
トライ アンド エラー 積み重ねた また遠回りをしてさ
トライ アンド エラー しかできない脳 今...Art
かしこ。
草臥れた小説 手にとり
暇つぶしのはずが 読み耽り
結末なら 知っているのに
感情移入 コインランドリー
耳朶の穴は 消えたのに
別の穴を見つけてしまった
あれから私は 見ての通り
グルグルに呑まれそう me and me
ワタシノスキマ 流れ込む明日「ここにいちゃいけないの?」
今に変換され...アガット
かしこ。
大抵 物語は 積み上げが大事と云いますが
最終ノ局面で 此処から何を積みましょうか
振り子時計の針は 正確に今を刻んでいく
原稿用紙は今日も今日とて
徒然なるまま 白紙のまま
脚本家 みたいには
描けないわ 描きたいわ
闇と光のあいだ その差分なら描けるのに
はい残念賞 もう何遍も
繰り返しても...駄作
かしこ。
温くなった 甘いスープを 口につけて苦笑う
最初と同じ味なのに 別物のワンスプーン
今日の事を 羅列しあう 会話にならない対話
それは何処にも向かわないし 何も示さない
綻びから綻び 転び 穴になるほどに
すぐに直さなくちゃって試み 指に刺さる針
僕らは辛うじて 同じテーブルの上
微かに残る ランプ...美食家
かしこ。
青の天使たちが 飛沫を散らした この水際を濡らした
虹擬きの現象 目に宿るは羨望 束の間に 映した幻想
外側から 見ていた 誰かの物語
登場人物に 自分を なぞらえたり
「ショーケースの中の憧憬」に
触れたいと願ってしまった
春仕掛けの青に 囚われた心臓は
光と陰のグラデに 脈を打つ
逸れた色彩が ...プールサイド・カルマ
かしこ。
冷えた鉄製のドアに差し込む鍵 右足は鉛
誰もいないない 部屋は真っ暗闇 独り言ちた オカエリ
合鍵を持って 消えちまった 小さな影は 屹度
何食わぬ顔で戻ってくる… わけないか
ベランダ越しに3Fの夜景だ
想い散らした残骸は滑稽だ
「最悪な眺めね」君が嗤った気がした
さあ喰らってしまえ 喰らっちま...mononoke
かしこ。
凍てついた息 冷たい指先
バケツの水に 揺れる月鏡
僕はいま何をしているのだろう
火をつけた 線香花火
闇に映ったのは君でした
火の粉に溶けた雪でした
ねえ消えてよ 消えてよ 消えないで
このまま 咲いていてよ
夏に買いすぎた花火
案の定 伽藍堂に持て余し...十二月の花火
かしこ。
外はもう 冷たい空気 缶コーヒーが さめてゆく
手で包んで あたためてみた 元には戻らないのに
開かない踏切の前で 君は不意に線を引いた
柑橘混ざった上空 もう浮かばない 常套句
まぶたの裏が熱い
もうgame over it’s over
ありふれた事情で sayonara
何かを言いかけた 私の...シトレアエ
かしこ。
あけたばかりの ピアスの穴を 指でなぞっている
今更 後悔? まぁでもいいかって 居眠りきめ込んだ
辞めた部活の 時間の隙間を 潰したい夜だった
先輩と影踏み するのも飽きて イヤフォン耳にした
茹だる夏は 肌に張り付いて
かりそめの熱を 黒に灯す
逸れてしまった人間 無色透明な living d...まどか
かしこ。
目ヲ開ケテ見ル夢 滲んでいく
綺麗には 終われなかった
知らない背中 他人のように見えた
君の言葉から 熱が冷えた
今日は ヒトリで 潜った 改札
全てを理解した
friday 大抵 最低 泣いて 思案の吐息 漏らして
来るはずもない通知を気にして good night
フラペチーノ 流行りのフレ...目ヲ開ケテ見ル夢
かしこ。
見下ろした街は透明な海 光と影が寄せて返して
私は捕食されるだけの 矮小なプランクトン
無視をしたのは君のためで
友達とは思われないように
食べられるのは私1人で 「それで終わるならいいの」
五月 迷々 青に魅入られて 私は息ができなくて
誰もいないないない 屋上は深海 溺れそうになっている
五月 ...MAY
かしこ。
今夜も上映 真っ白な壁 とある男女のラストシーン
感情は漏洩 迂闊なパンダ目 誰にも会えない有り様
消しては書いて 書いては消して オモイオモイの文を羅列
送信はしないで 画面を眺めて 気持ちだけストックして
夜の文脈 見えぬ文末 霧がかって アロマディフューザー
午前0時 このままでは 夜は明けそ...ワンルーム・ゴースト
かしこ。
透明な小瓶 詰まったキャンディ カラフルフレイバ 埋まって甘美
見つかるわけもないのに「何で」いつかの味を探すの?
思いは過敏 もう散々に 癒えかけてまた 遠のく“完治”
“現在進行形”嫌なのに「何で」 癖になってる シツレンアイ
暮らしはいつも予定調和
冴えないストーリーは飽和
迷路は全部のルー...キャンディフレイバ
かしこ。
影纏う理由を 聞きたいのに 何もできない 体たらく
「入らないで」とその目が言えば 君の宇宙は 閉じていく
日常の中で膨らんでいた “何か”を隠すようにして
「今楽しいよ」とその目が言えば 君の苦痛が 呼吸をする
その声の振動 不安定な心臓 見落としがちな そのヒント ...天文学
かしこ。
色が落ちたので 事情を察した
どうやら杞憂ではないらしい
また私は間違えたのかな
カップの口紅を拭った
いつも通りの会話と態度
でもミライノミが見当たらない
行き「たいね」が「たらいいね」になった
些細な変化に 動揺した
i know 迷子 軽い眩暈を
you know you kno...プラリネ
かしこ。
ここはどこ?銃声が響いて 私を貫いた
術もなく 宙を舞った体躯
長い髪と飛沫が絡まった
「また今回も失敗みたいだ」
「前と同じになってしまった」
「前ってなんだ」「記憶がないな」
言語化されない 断片的 脳内 感傷
てか拳銃を握ってる お前は誰だ?
崩壊と下降 こんなもんさ私の人生なんて
「恥多き生...覚醒
かしこ。
嘘でも 嘘でも 好きだよって言ってくれたなら
コドモアツカイ コドモアツカイ
私は あなたにとって ただの一生徒
何も知らない私のこと 優しくたしなめて
早く帰れよと笑いながら 教室に 伸びた影
思春期 セブンティーン 踊る一瞬に
意味深に 咲いたのは 二文字の花
想いを見抜いても その赤ペンで
...コドモアツカイ
かしこ。
読み終えた少女漫画 妄想遊びの有段者
アフリカ帰りの帰国子女 ひとめぼれのホームルーム
地味子主人公の日常 動かしたい恋愛事情
「ワンチャンあるかも知んないし」って根拠もないけど
化けたい化けたい私 おとめなからだ
まかせて 大器晩成の私 先生のお墨付き
前髪 分けたい 私 おとめなからだ
ただ君...おとめなからだ
かしこ。
私を見ている目は 私を見てなかった
午後十時の円山町 事実は明白だった
赤いジェリービーンズを 舌の上で転がした
甘酸っぱいフレーバーのはずが
全然味がしなかった
あなたの口元が 何かをなぞろうとして
私は息を止めた 「死にたい」と思った
もういいや いいやって言えない子
ママの遺伝だし 私ドンマ...ENDLESS LOLITA
かしこ。
詞曲:かしこ。
もうここで大丈夫って私は笑って見せた
「ごめんね」とあなたは言った 何の言葉の代わりかな?
想いはね 散らかったまま 言いたいことも言えないまま
描く様にはいかないの それも心だと知ったの
花弁 エモーションピクチャーズ
私の声を匿って うすくれなひは滲んだ
結んで開いて蝶々結び し...うすくれなひの
かしこ。
詞曲:かしこ。
躊躇いがちに触れた小指 夏が夏が頬を 染めた
夏の終わり 回想花火 目蓋の宇宙を焦がして
金魚掬いで はしゃいで 得意げな君は ちょっと可愛い
下手な私に気付いて 茶化してくるのは 可愛くないけど
「天の川みたいだね」って 灯籠の道に見惚れた横顔
浴衣の私を置いて...夏祭reコレクション
かしこ。
詞曲:かしこ。
たた対角線 教室のセンター 見た目は綺麗な 白い花
手招いた あの子が微笑えば
震えるハートでミュージックスタート
「さあ遊戯びましょ」
とと整った 正三角形の 上からイトで操るの
何時だって あの子の「お遊戯び」は
悪意が無いから性質が悪い
あれまとりま サカサマ あれまとりま ...傀儡ガールダンスダンスダンス!
かしこ。
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