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言葉にならない 些細な出来事
小さくて だけど鋭利な狂気
気づいていたのに 見て見ぬフリした
あの日のキミは 遠い昔に
降り立ったそこは 見慣れた風景
懐かしき風が 頬を掠める
賑やぐ公園 鳴り響く予鈴
全てが愛おしく感じたんだ
逸る気持ちに 逆らえず
石畳み飛び降り ひた走る...友情エラー
ひまメ
【第9話】
何だがずっと走っている気がする。
どれぐらい走っていたのか感覚もなかった。
ただ、気が付いたら蓮と琉華さんがあの崖で、
何かを、話していた。
き、聞こえない――――っ。
何を話しているのだろうか、
これ以上近づくとばれそうなので
出来るだけ身を屈め道の端の方へ隠れる。
耳の神経を研ぎ澄ま...TimeSlip.
つかさ君
【第8話】
どのくらい意識を失っていたか、
全く覚えていない。
嗚呼、また蓮はいなくなっちゃうんだ。
ただそう思った。
その時。
「―――――――ぇ、ねぇ、ねえってば!」
聞き覚えのある声とばちんっ、という音に
はっ、と目が覚めた。
さっきの声の主に叩かれたであろう頬がひりひりと痛む。...TimeSlip.
つかさ君
【第7話】
何で、何で―――――
微笑みながら私を見下ろしている
琉華さんを私もずっと
目を見ていると、
「久しぶり、凛も来たんだ」
「え...?」
何を言ってるか分からない――――
久しぶり?来たんだってどういうこと―――――・・・
「私はね、」...TimeSlip.
つかさ君
【第六話】
―――― しばらくの沈黙。
「え?」
それは、蓮のまたもや、間抜けな声で破られた。
「ん?どういうこと?何言って...」
蓮が言い終わらないうちに
私はゆっくり蓮の横を通り過ぎ、
「あ、ちょっと待って...」
と、蓮が言った瞬間に
くるっ、と蓮の方を向いて...TimeSlip.
つかさ君
朝早く起きて いつものように
洗面器に顔を浸かる
今日は徹夜かと思っていたら
身体に激痛が走り、顔をあげたら兵士が戦っていた。
「おいおい・・・」とだけ言い
走って走って全力で逃げた
どうやら僕はタイムスリップしたらしい
しかも2次元に
このまま居たいが 死とに近い場所だった
なぜ洗面器でタイムス...2次元洗面器トラベラー
赤バト
【第五話】
どうしよう、どうしようっ―――――――
さっきからどうしようとしか考えてない。
沈黙してから、もう5分は経過しているだろう。
俯いてる私に刺さる蓮の視線が痛い....。
こんなことになるなら来るんじゃなかったよ。
――――その時。
「もういいよ、凛。」
と、蓮がぽんっと頭に手を置いた。
...TimeSlip.
つかさ君
【第四話】
自分の体が軽く感じたのも束の間、
どんっ、と言う鈍い音とともに、
背中に激しい痛みが襲ってきた。
「い、いったぁ・・・」
そっと目を開けると、
目の前に青い空。
白い雲。
照りつける太陽。
私はそっと起き上がった。...TimeSlip.
つかさ君
【第三話】
会いに行く。と、決め、
あの崖まで来たのはいいものの。
残念ながら、一歩間違えれば
本当に死んでしましそうなこの崖から
飛び降りる勇気は持ち合わせていない。
「・・・」
何をするわけでもなく、
ただ、呆然と下を眺めていた。
ていうか、未来さんも琉華さんから...TimeSlip.
つかさ君
【第二話】
ずっと俯いて何も喋らなくなった私に未来さんは、
「凛ったら、元気だしなって!
ほら、もう帰ろ!」
「はい、そう...ですね」
わざと私は笑顔を作って
出て行く未来さんを追いかけて行った。
「あ、そういえば立ち入り禁止の崖知ってる?」
未来さんはわざわざ
明るい声で話しかけてくれる。...TimeSlip.
つかさ君
君に伝えたいことが、あるんだ。
今すぐ、君へ。
でも、
もう君には伝えられない...
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――――――――
―――――
―――
「りーんりーんっ、
ねぇ、凛っ、凛ったら!」...TimeSlip.
つかさ君
「…ん、さん……貴方…さん」
ぼやー…
あれ…視界が…ココどこ…?
人…!!!
「…はっ……」
「あら、お気づきになられましたか。大丈夫ですか…?」
「ん…えぇ……?」
「?」
あれ、ミク、カイト兄とお昼寝してたんじゃ…?
それになんで人(オリジナル)の世界(三次元)に?...大江戸ミク参上-壱-
甘味激甘