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遠く窓から見える海が
光を浴びて乱反射する
日差しが肌をチクリと刺す
目を細めても揺らいだ陽炎
視界は滲む一方で 波の音
赤く染まる雲と影
足下に伸びる自身
風を浴びてどれくらい経つか
四角いここから出て行けない
視界は微睡みやがて 雨音...汽笛
海法師
いつも右側に立っていて
いつも右側に立っていて
いつも右側に立って
この手を離さないで
隣か
少し後ろを歩いていて
いつも右側に立っていて
上手に笑う 私を見て
上手に笑う私だけを見ていて...右側
古郷
不安と希望を
片手に携えて
扉を閉じたとき
後ろに見えたのは
悲しむ人の顔
(不安の塊が
襲いかかっても
希望は捨てまいと
顔を上げたとき
扉は閉じた)...笑えよ【曲募集】
鹿羽
僕には親がいなくて気づいた時には一人
人は僕の髪と瞳に怖がって近づいて来ない
ただ僕は一人で遊ぶだけ
先生も友達もかまってくれなかったある日
連れてこられた二人は
話しかけてくれた
暗い海にいた僕に
一筋の光がさした
暖かいその光は
まるで太陽のようだ...太陽の2人
朱月
A
冷たい風を体に纏い
曇天の空を見上げた
虚無は 距離は 恐怖は 虚偽は
心の隙間にするりと容易く
B
何もかも捨ててしまえば 楽になれるかな
身軽になった両手を伸ばせば
そうして睫毛を揺らせば 瞼を閉じれば ねぇ
S...罪滅
ruke
<Aメロ>
一人の朝 やけに冷えてて
冷めたコーヒーと味気のないパンを
たっぷりのミルクとバターでごまかしてみる
ごまかせてるはず
<Bメロ>
甘いアメを下さいな
苦味なんて消え失せるほど
一粒だけでもいい
この舌を満たせればそれでいい...キミフレーバー
午前0時の毒林檎
少しだけ夢見てたような 当たり前が切なく砕けて
気付けば夕闇に消え去った 薄気味悪い喪失のピエロ
もしくは曖昧な模様を 当たり障りなく消し去って
夢にみたような世界なんて ほら
簡単に消えちゃう まやかしさ
『明日が見えない』だとか 『疲れてしまった』だとか
結局はどうだっていいわ アタシには関係な...喪失ピエロ
午前0時の毒林檎
あなたが歌
あなたが楽譜
僕はあなたの手で始まりを目にした
その時からあなたが僕の存在理由
あなたに従いあなたの為に…
歌という言霊を繋げて
鎖の絆にしたそれが
永遠を約束してくれたなら…
あなたが命
あなたが絶対...(non title)
苺兎